江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

武林世家 その2

やっぱり、出遅れ


 「武林世家」も半分をすぎ、父親の死で方家の家長となったレスリー・チャン演じる方浩天を次々と難題が襲う。
そのたびに、身内が死んでいく・・・
 というのが、一口レビュー。
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 予想に反して、ニコパパ方存信は頼りになるおじさんとして「いい人」していますが、そろそろ冷酷な策略家の姿をあらわにしてきました。このままでいくとラスボスは彼のようですw

 それにしても、このドラマの张国荣のなんとみずみずしい帥哥ぶり・・・
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 わたしは、彼の映画を観たのはたぶん「男たちの挽歌」か「上海灘」が最初だろうとは思うんですが、しっかり記憶に残ってるのは「覇王別姫」。
 これって、けっこう不幸なことじゃないかと最近思ってます。
 蝶衣がよくなかったってことじゃないけど、こういう张国荣ももっと早く知ってれば、いっぱい楽しめただろうなあと。
 もっともそれは他の人についてもおんなじことなんだけどね。

 この武林世家の方浩天、外から帰ってきたできるけどお人よしの世間知らずな若者が、陰険な家族内の権力争いや世間の荒波にもまれつつ優秀なリーダーに育っていくというのが今まで見たお話。「倚天屠龍記」の張無忌にも重なるキャラなんですよねえ。このころ香港じゃトニー・レオンこと梁朝偉版もできてるんですが、张国荣のも見たかったと心底思います。