豪華な顔ぶれにつられて、中文で先行視聴・・・疲れた。
映画を見て「おもしろかった?」と聞かれて、なんと答えたものか迷う時がありますが、これは私的には間違いなくそのうちの一つ。
だって「おもしろい」という言葉が何を意味しているか、わからないきゃ返事できないでしょ。
これが、「射鵰英雄伝」なら、一発で「おもしろいよ~~」って答えるんですけど。
この映画を観終わっての感想を一言で言うなら「一将功成りて万骨枯る」
だって「おもしろい」という言葉が何を意味しているか、わからないきゃ返事できないでしょ。
これが、「射鵰英雄伝」なら、一発で「おもしろいよ~~」って答えるんですけど。
この映画を観終わっての感想を一言で言うなら「一将功成りて万骨枯る」
さて、物語は辛亥革命前夜の香港。中国全土での一斉蜂起を目指して、香港で各地の指導者たちとの謀議に孫文が日本からやってくる。
その孫文を暗殺し、反清革命勢力を一掃しようとする暗殺グループを率いるのが閻孝国(胡軍)。
孫文を守り、革命を成功させようとするのが陳少白(梁家輝)たち。
物語は、一人息子のアメリカ留学が決まってにぎやかにパーティを開いている富豪李玉堂の屋敷から始まる。息子には革命運動にかかわることを禁じている彼は一方で、少白たちの革命運動に出資している。
その孫文を暗殺し、反清革命勢力を一掃しようとする暗殺グループを率いるのが閻孝国(胡軍)。
孫文を守り、革命を成功させようとするのが陳少白(梁家輝)たち。
物語は、一人息子のアメリカ留学が決まってにぎやかにパーティを開いている富豪李玉堂の屋敷から始まる。息子には革命運動にかかわることを禁じている彼は一方で、少白たちの革命運動に出資している。
その少白が閻孝国に殺されたと思い、彼にかわって孫文を守ろうとする李玉堂。彼は香港に上陸する孫文を守るためのボディガードを集めていく。
乞丐にまで落ちぶれた元公子(黎明@劉郁白)、少林寺の元僧侶、反体制派の父親を閻孝国たちに殺された娘、李家の車夫で主家にひたすら忠実な青年(謝霆鋒@阿四)
そして、玉堂の妾になっている元の妻と子のために、彼らを助けようとする博打うちが(甄子丹@沈重陽)
彼らが自らの命を投げうって、孫文の香港での謀議を成功させ、彼は香港を去っていく。
そして、辛亥革命は成功・・・
乞丐にまで落ちぶれた元公子(黎明@劉郁白)、少林寺の元僧侶、反体制派の父親を閻孝国たちに殺された娘、李家の車夫で主家にひたすら忠実な青年(謝霆鋒@阿四)
そして、玉堂の妾になっている元の妻と子のために、彼らを助けようとする博打うちが(甄子丹@沈重陽)
彼らが自らの命を投げうって、孫文の香港での謀議を成功させ、彼は香港を去っていく。
そして、辛亥革命は成功・・・
って、短く書いちゃうと、なんか威勢のいい革命モノって感じになっちゃうんですが・・・全然そんな感じにはならなかった。
どこまで正確に科白を理解できてるかは、こっちにおいて、私の感想文。
しかしですねえ・・・
孫文に謀議の時間を確保してやるためには、身代わりをたてることが必要だと若者たちをアジり、くじを引かせた小白。しかし、その「当たりくじ」を親友李玉堂の一人息子重光が引いてしまった時、彼は大いにうろたえ、反対する。
名前を知らない、家族を知らない、身内でない誰かなら、死地に行かせることをためらわない癖に・・・
名前を知らない、家族を知らない、身内でない誰かなら、死地に行かせることをためらわない癖に・・・
そして、暗殺者たちも身代わりたちも、護衛たちもみんな死んでしまった後に、生き残っている小白、玉堂・・・孫文たち。
革命でも戦争でも指導者たちには冷徹な計算もことを成功させるには必要だろう。でも、それを個人レベルに持ってきたときに、それでいいのか?
革命のことなど何も知らず、好きな娘と結婚させてもらうことを楽しみに身代わりの乗った人力車を引く阿四。これがすんだら明日は結婚式だと心を弾ませていた彼に「君の犠牲は計算済みだ」といえるのか・・・
革命のことなど何も知らず、好きな娘と結婚させてもらうことを楽しみに身代わりの乗った人力車を引く阿四。これがすんだら明日は結婚式だと心を弾ませていた彼に「君の犠牲は計算済みだ」といえるのか・・・
などと考えていると、ものすごく気分が重くなって、どっと疲れてしまったわけです。
アクション映画としては、思いのほかというか甄子丹が混ざってるから迫力があった。人ごみでいっぱいの香港の街中を自動車ならぬ人力車で駆け抜ける護衛たち、それを次々と襲う暗殺者たち・・・なかなかでした。
これまでにない役柄に挑戦した謝霆鋒・・・まあ、今までなら彼の役は若旦那の方でしょう。これは、成功。
乞丐という汚れ役をした黎明・・・こっちは、「別に彼でなくても」感があったねえ。なんせ以前確か緑色したエイリアンもやってたようなw
配役は、ほんと豪華で見ごたえがありました。
ど~~んと迫力ある敵役閻孝国をやった胡軍・・・計春華かと思ってしまった
というのが、この映画ただ一つのお笑いとなってしまった迷子でした。
乞丐という汚れ役をした黎明・・・こっちは、「別に彼でなくても」感があったねえ。なんせ以前確か緑色したエイリアンもやってたようなw
配役は、ほんと豪華で見ごたえがありました。
ど~~んと迫力ある敵役閻孝国をやった胡軍・・・計春華かと思ってしまった
というのが、この映画ただ一つのお笑いとなってしまった迷子でした。
これは、日本でも上映かDVD発売がされそうな気がします。
みんな見てくれるといいなあ~~とは思う映画ではありました。阿凡達よりはお薦めです。
みんな見てくれるといいなあ~~とは思う映画ではありました。阿凡達よりはお薦めです。
でも、次は絶対霊霊狗!