１～３集

　ＭＡＸＡＭから出た張紀中製作の武侠ドラマです。
　原作というか元ネタの映画も見ましたが、ドラマは大幅に改編されています。
　このドラマ、なにより楽しいのは演員に張Ｐドラマの常連がいっぱい出ていることと、ＢＧＭがすべて「天龍八部」なこと・・・怒るか呆れるか、楽しむか・・・ここは一つ楽しまないと人生損をするんじゃないかとｗ
　
　物語の発端は、１８年前の楼蘭国。王妃と侍衛の火旋龍が国王の目を盗んで愛し合い、双子が生まれた。それが国王にばれて、王妃は殺され、火旋龍は双子の片方と宝刀関西無極刀をもって姿を消す。

　１８年後。
　正体を隠した火旋龍は、双旗鎮で息子孩哥と娘好妹と飲み屋を営み、平和な日々を送っている。
　王位簒奪を狙ってるらしい監察衛史王峋は、国王の命という口実で無極刀を探している。一刀仙は、好人物の商人として双旗鎮に出入りし、これも無極刀を手に入れるためにせっせと裏工作に精を出している。

　孩哥は、こっそり父親から武芸を習っているが、どうも内功だけのようで、本人は刀にあこがれ、どう見てもくわせ者な大游侠を慕っている。

　このへんがスタート時点の人間関係で、３話の途中までは映画と同じような話の展開です。
　
　好妹を無理やり嫁にしようとした村の嫌われ者二爷を孩哥が殺してしまう。実は火旋龍がそれとわからないように殺したのだが、彼はそのことを誰にも告げない。その兄大爷の復讐を恐れる村人たちは彼ら一家を差し出し、自分たちの身を守ろうとする。火旋龍は、実は好妹は亡き友から託された娘であることを孩哥に告げ、二人に婚礼を上げさせ、村から逃がそうとしたが、村人に阻まれ失敗。
　
　英雄と思い込んでいる大游侠に助けを求めた孩哥。
　わざと間にあわないようにゆっくりとやってきた大游侠だが、たまたま火旋龍に大爷が殺された瞬間に出くわし自分の手柄としてしまう。

　一方で、無極刀の偽物を王峋に売りつけようとして失敗した沙里飛は、愛人の梅娘の奔走のかいもなく、処刑されかけるが、師父であった火旋龍を売ることで命拾いをした。

　というところで、映画分はすべてクリア。ここからオリジナルストーリになるわけです。孩哥の双子の兄弟楼蘭の王子はまだ出てきません。

　演員は、こういう人々。

　私は、これだけでけっこう笑えたが・・・

　趙鴻飛飾孩　哥/楼蘭王子：耶律斉＠神鵰侠侶
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沈傲君飾梅　娘：曹女＠大漢風、踏雪＠林志頴版宝蓮灯　

　孫海英飾孩哥爹　　：田伯光＠笑傲江湖、洪七公＠射鵰英雄伝

　杜志国飾貨　郎/一刀仙：万震山＠連城訣、冷一楓＠大旗英雄伝

　一　真飾沙里飛：金将軍＠胡歌版神話、蔡瑁＠赤壁　　
　呉　婷飾好　妹：焦宛儿＠碧血剣、玉麟格格＠龍票　

　劉園媛飾王　鶯　　
　縄　中飾大　爷　　
　丁海峰飾二　爷：楊鉄心＠射鵰英雄伝　

　臧金生飾大游侠：不戒和尚＠笑傲江湖、金毛獅王＠倚天屠龍記　　

　杜雨露飾王峋  ：公叔座＠大秦帝国
　李冬果飾杜楚臣  ：閔子華＠碧血剣
　李菁菁飾女店主  ：譚婆＠天龍八部、桑三娘＠笑傲江湖
　張紀中飾楼蘭国国王（客串）：いまさら～　　
　劉　涛飾楼蘭国王妃（客串）：阿朱＠天龍八部
それに、黄河四鬼の銭青剣なんかをやってる許敬義が、利己的な村人Ａの役で出てましたｗ