39~46集 大結局?
いや~おもしろかったです。
適度な緊張感の続くストーリ展開。
最後の最後まで、どこに転がりつくのか楽しくみられました。
37集辺りから、12年前の事件と絡んで、どんどん話がもつれてきて、もう当初のような2集でエピソードひとつという整然とした進み方にはならず、その時の勢いで長くなったり短くなったり、大結局は一時間以上ありました。
こういうドラマの展開に慣れてくると、別に毎回時間が決まってる必要もないなあと改めて思った。
昔、宇宙戦艦ヤマトの初回放送時にどうしても話が収まり切れなくなって、オープニングやエンディングもたたき切って、無理やりガミラスやっつけて、あっという間に地球に帰ってきたってのが思い出されるわけですが・・・ネットでの配信なら、こういうところもけっこうフリーになっていいですね。
中華ドラマにしてはCGが上手に使われていたのも好印象。その分、特殊メイクはしょぼかった・・・
脚本と編集はよくできてたと思います。
ドラマは、12年前の羅飛の恋人と警察学校の教官が爆死した事件をDarkerが改めて、取り上げてきたことから一挙に混沌としてくる。
すでに12年前にDarkerが存在していたのに、羅飛はそれを知りながら語ろうとはしなかった。そのことで特捜班内に不信が生まれる。
新たに登場した爆発事件で生き残っていた第3の被害者の正体はだれなのか?
Darkerがリンチにかけようとしている人物は、特捜班の隊長韩灏の相棒を殺した犯人だった。Darkerから彼を奪おうと廃墟に乗り込んだものの、犯人は殺され、爆発に巻き込まれて特捜班の一人が重体に。
そこへ、Darkerが新たな標的として、町を牛耳っている超大物を指名してくる。
余談ですが、なぜかこの大物の声が吹き替えになっていて、他は本人のようです、周野芒があててるんですよね。
これがすべて12年前の事件に絡んでいるわけです。
果たして、ボディガードと警察に何重にも守られたこの大物をDarkerは殺すことができるのか。
羅飛は、Darkerの正体を暴くことができるのか・・・
結果どうなったかを書くのはいくらなんでも(誰も見てないだろう中華ドラマとはいえ)ルール違反なんで、我慢しますが、予想できるといや予想通りですが、話の転がし方がおもしろかったんで、面白くみていられました。
話のテーマとしては、法で罰することができなかった、もしくはできない犯罪者を私的に裁くことの是非ということになるんですが、日本なんかじゃ江戸時代でも舞台にするかSFにもっていかないと展開しにくいところを中国ならではのあいまいさをうまく使ってるという感じを受けました。
結局、この話は、最後に「敵」を追い続けることになった羅飛を含む4人の姿を示して終わっています。
ドラマ中にまだまだ解明されなかった謎も残っています、なかったことにはできないでしょう。
ということは、さっさと第2季をつくってほしいということです。
さすがに今日配信終了したばかりじゃ、無理な注文でしょうかw
もし、今から見ようという奇特な方がいらっしゃったら、ここで見られます。
演員表
角 色 演員
羅 飛 郭京飛
穆剣雲 甘露
梁 音 李倩
韓 灏 李岷城
尹 剣 経超
熊 原 王菁
曾日華 宿丹
薛 天 梁大維
周 皓 曲少石
丁局長 張黎明
汪 蕊 阎汶宣
職員表
▪ 出品人:孫忠懐;馬中駿
▪ 制作人:白一骢;宗渺渺;汪悍賢;趙崇偉
▪ 導 演:周琳皓
▪ 編 劇:張鳶盎;湯祈岑;汝盛;李婧;美味;孟揚;十四郎;石头
▪ 撮 影:管健壮;張愛東;侯愛軍;劉派
▪ 剪 輯:王建華;劉翔