江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

蜀山戦紀 その4

第4季 31~40集

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 ころころと転がるストーリ展開で、第3季以上に「転」な第4季でした。
 ストーリ紹介は、順不同気味なんでご容赦ください。

 失われた剣を探している丁隠たち5人。
 だいたいそういうものを持っているのは、江湖でも一癖二癖以上ある連中ばかりなので、順調に行くはずはない。

 神木剣を得るために尋ねた山荘では、消えた夫に恨みを抱き続けている女の企みに乗せられて、あこがれの紫英との思いを遂げたらしい張餡餅。
 いいたくはないが、この紫英の中の人は白髪魔女のウザい鉄珊瑚と同じ女優さんが同じようなウザいわがままキャラやってて、色んな意味で張餡餅に「神仙姐姐~」と一目ぼれさせるような魅力に恵まれてるとは思えない。

 とにかく怒り心頭の紫英に、張餡餅が殺されてしまった・・・らしい。

 屠覇に襲われた素因は諸葛馭我に助けられ、死んだと思った師妹との再会に驚く掌門。
 ところが、さらに驚くことには素因の体から、緑袍が出現した。
 ここから、20年前馭我たちに追いつめられて、素因と緑袍こと警我が崖落ちした後のあれやこれやが回想シーンで出てきて、僕ほんとはいい人、彼女助けるために仕方なかったんだよ~天下なんかいらないけど、彼女を助けるには赤魂石がいるんだよ~と泣きが入って、敵同士になってた師兄弟が和解。

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 何があっても素因を助けると約束したのに、緑袍が死にかけてる間に今度は彼を助けるために、素因が緑袍と丁隠をリンクさせ、自分は再び姿を消してしまったから、また恨みに燃え上がって、大魔頭に戻ってしまう。

 丁隠が無心を愛してるのを知っていても、いつか私のところに・・・と言い切っていた青雲だが、結局は無心との仲を割けない。
いい子なんだけどね~ここでうじうじネバネバしなかっただけ、えらいw

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 無心と丁隠は最初はこっそり、どんどんオープンにいちゃいちゃ。行ったり来たりの無心は素因が母親だと知る。
 丁隠と一夜を共にするが、彼女は五鬼におびき出されてまた緑袍のもとにもどっていく。

 話はおもしろいんですが、ちょっと待て~~と言いたくなる場面も多くて・・・
 一人の体に、というか上官警我の体を20年にわたって素因と共有してきたという設定。ということは、同時に二人は存在しないわけだし、自分が弱ってるときに素因が出てきていたので、20年間身近に存在を感じながらも顔を合わすことはなかったと緑袍も涙ながらに語っていたようですが・・・ほんまか?
どうも割合的に素因が出現していた時間がずいぶん長すぎはしないか?というかほんとに同時にいた時間帯なかったか?見直すつもりはないけど、なんか怪しい。

 一夜を共にした無心と丁隠。ことがすんで、丁隠はとにかく上半身は裸で寝ている。そこに五鬼からの合図が聞こえてきて、無心は黙って抜け出した。で、朝が来て、目が覚めた丁隠は、無心がいないことに気づいて・・・でも、あんたなんでしっかり服着てるんだ?

 まあ、細かいこと言っても仕方ないけどw

 今回分、あ、やっぱり~だった蜀山派の裏切者と緑袍の「僕ほんとはいい人」。
 裏切りの方はともかく、「僕ほんとはいい人」ってのはねえ。
 呉奇隆の登場場面も大魔頭の場面より、回想シーンの蜀山でのイチャイチャ場面の方が長いんじゃないかと思えるくらい。この展開では不必要だとは言わないけど、正直しつこい。今後の展開に期待できないけど、しっかり大反派やれよなあ。

 丁隠と無心のベッドシーンも壁咚ならぬ床咚(ベッドドンですなあ)とかキスシーンとか程度であっという間に二人そろって行儀良く寝てた。

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 この程度なら削除にはならんということか、いやひょっとすると現在放送中のテレビ版じゃカットになってるかもしれんとかいらんこと気にしながら、第4季クリア。

 なんでもテレビ版はこれから見る大結局が違ってるそうで、そっち方面の興味も出てきたところで、第5季です。残り16集一気に出たんで、いらいらせずに見ていけるのが助かりますわ~