江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

老九門 その5

41~48集

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 終わった!けど、終わってないw
 
 最近こんなのばっかりだ。
 
 ざっとあらすじだけ・・・
 
 鉱山の地下で発見した隕石には、すでに見つけた以外にもう一つの破片があるということで、これを捜そうというのが裘德考たちの目的。どうやら、隕石三つがそろったら、不老不死の秘密がどうのこうのということらしい。
 ところが、そのために鉱山に入っていった裘徳考も陳皮も錯乱状態になってしまう。
 
 ともかく幻の丫头と決別した二月紅は張啓山たちと行動を共にするようになった。
 
 さんざんまとわりついていた陸建勛をあっさりと東北陳家の力を借りて始末した張啓山は、九門をとりまとめ、再び長沙を守る軍の長の地位を回復。
 陸建勛と結託していた霍三娘も一族のおばさんたちに叱られてあっさり反省。老四の地位を奪った行方不明の陳皮以外の九門メンバーがそろいました。
 
 事件は一段落、というところで張啓山が尹新月にプロポーズして、結婚式やり直し。
 ベッドシーンも撮影したらしいですが、カットされてましたw
 そういや、この中の人二人、蜀山戦紀でも夫婦役して、ベッドシーンカットになってたんじゃなかったっけ?
 
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 そして、一年後。
 
 裘徳考と陳皮はようやく自分を取り戻し、日本軍と結託して、再び隕石を探している。日本軍の毒を撒く計画を阻止しようとする張啓山たち。そこに日本軍が長沙に進行してくる。
 
 というところで、新月を逃がして、軍と共に徹底抗戦を率いる死を覚悟した張啓山。けど、新月は実は逃げてない。結構本格的な爆撃シーンとかがあって、あわやというところで、九門のメンバーが助けに入り、一同かかれ~というところでおしまい。
 
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 最初の死体をいっぱい載せた汽車の謎とか、少数民族の村同士の対立の続きとか、始めの方の伏線を回収しようとした形跡はあるんだけど、とにかく話が終わってない。
 
 途中からナレーション的にこの出来事の記録を読み上げているのは、多分盗墓筆記の主人公呉邪なんだろうけど、少なくとも私には明確でない。
 
 父親の遺言に従って、身一つで長沙にやってきて、食べるものにも困っていた若き張啓山が、どうやって九門のトップとなったのかも不明。
 
 もちろん、残りの隕石どうなったとか、師娘の死は自分の贈り物が原因だと知った陳皮の今後とか、戦争の真っただ中に飛び込んだ九門の今後とかもわからない。
 
 盗墓筆記のもう一人の主人公張起霊は、おそらく張啓山の息子にあたるんだろうとか予想してたんだけど、それも棚上げのまま。(これは大外れだったようです・・・)
 
 金庸古龍ドラマでは、誰もが知ってるというのが前提なんで、多少の説明不足はまあ想定内なんだけど、このシリーズもそこまで人口に膾炙してるんかなあ。こういうところの予備知識というか理解に関しては、絶対出遅れているのは仕方ないけど、もうちょっとなんとかしてほしかった。
 自分で出演までしている作者の南派三叔が脚本もプロデュースもしているんで、続編作る気満々なのかもしれないけど、48集見終わってすっきり片付かない気分はつらい。
 まあ、おもしろかったんですけどね~
 
演員表
演員    角色    配音
陳偉霆   張啓山   辺江
張藝興   二月紅   楊天翔
趙麗穎   尹新月   喬詩語 
胡耘豪   陳皮阿四  凌振赫
応昊茗   斉鉄嘴   張杰
袁冰妍   丫头    劉露 
王美人   霍錦惜   白雪
王 闯   陸建勛   孟宇
楊紫茳   解九爷   王凯
李乃文   半截李   高旭東 
張鲁一   呉老狗   李宇峰
李宗翰   黒背老六   王敏納 
張銘恩   張日山(副官)   DK
南派三叔  村大夫
STOKES ANDREW CHARLES  裘徳考  商虹
彭暁冉   時懐婵(大土司)  邱秋
 
 
職員表
出品人 龚宇、馬中駿、王建軍、葉方倉
制作人 張語芯、林国華、白一驄
監制 南派三叔、楊向華、陳雨人
原著 南派三叔
導演 梁勝権、何澍培、黄俊文
編劇 南派三叔、張鳶盎、湯祈