1~10集
大急ぎで見た第2部縦横に次ぐ第3部崛起です。
最初の2集は、縦横23集版の23集の分、51集版の48集途中から最後までの90分分くらいがそのまま入っています。「これまでのお話」ではなく、そっくりそのまま、武王嬴蕩が死んで、芈八子と嬴禝母子が帰国し、嬴禝が即位するまでの部分が繰り返されています。
もっとも、現在CCTV公式出ている43集だと、きっちりつながるんですね。43集版って驚いたことに嬴蕩の死でブツッと話が終わってるんです。
だから、嬴禝に自分を殺させる場面にしか出ていない陳暁@芈琰とかがクレジットに名前出てきています。
この崛起もテレビ版は34集、ウェブ版は40集でまた混乱しそうです(私が・・・)
もともと白起にキャスティングされていた王学兵が吸毒問題を起こしたために、キャストを変えて撮り直しをしていたりして、公開がずいぶん遅れたらしいのですが、話としても、ドラマとしても、第1部から第2部以上に密接につながっています。
即位はしたものの、一流の政治家に変身した母と実力者の叔父に実権を握られ、自分の好きなように国を動かしたいといらいらしている昭襄王嬴禝。
ともかく叔父魏冉を丞相にするのだけはなんとか拒否しているけど、やっぱり頭が上がらない。
で、思い切ってやっちゃったのが母の実家にあたる楚国の懐王を誘拐して、引き換えに領土を手に入れようというもの。けど、さっさと新しい王が即位してしまって、作戦失敗。かえって、懐王を持て余すことになってしまった。
次には、斉の宰相孟嘗君をリクルートして、秦の丞相にしようというもの。一応作戦は成功したものの、この孟嘗君、めちゃ小物感に満ち溢れ、こいつに関わるとロクなことにはならないという匂いをプンプンさせている。
望み通りに孟嘗君をゲットしてニコニコの嬴禝だけど、母や叔父の冷たい反応に不安になってくる。そして予想通り、小物ぶりを発揮して、一度王に贈った白狐の毛皮を盗み出して、王の寵姫に贈って逃がしてもらおうとする。この辺、私でも知ってる話ですね、鶏の鳴きまねをする食客がいて、函谷関を通してもらうという話。
秦を脱出したもののどこにも受け入れてもらえなかった懐王が結局秦で亡くなり、それを口実に韓や魏、斉が秦に攻めてくる。この攻撃軍を率いるのが、またあっさり元の斉の宰相に復帰した孟嘗君。斉王に何度も忠告している蘇秦が激おこですが、この斉の湣王と孟嘗君は同じレベルの小物感あふれてます。
函谷関を破られ、、事ここに至って王の責に気づいた嬴禝。あわやという秦を救ったのは、ようやく丞相に任じられた魏冉や白起の活躍だった・・・
自信満々だった孟嘗君は、湣王に叱責されて、また出奔。今度は趙へ。
そして、14年がたって、その間に各国は戦争を繰り返し、秦、斉、趙の三国が鼎立する局面を迎えたというところで10集終了。
ともかく、秦という国を舞台にした新人国王のOJTは終了したもようです。
この手のドラマを見るには私には基本的知識が不足しているんで、ストーリー間違っていたらごめんなさいです。