江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

三生三世十里桃花 その3

22~58集(大結局)

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 たしか二月の初めくらいに見始めて、ヒロインが記憶を失って凡人の素素として夜華と愛し合い、天界でいじめられるあたりで嫌気がさして中断。その後、琅琊榜ツアーで行った象山影視城が半年のうちに琅琊榜推しから三生三世推しにモード切り替わってるのにあれま~と驚き、彼の地や韓国での人気のすごいのも知ったので、じゃあもう一回見てみるか・・・とほんとに他のドラマの合間に、1集とかその半分とかのペースで見てきたんです。
 
 この際、もういい加減でクリアしてしまおうとちょっと精出してみました。
 画像以下、ラストまで話に触れてますので、よろしく。
 
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 やっと夜華との間に子どももできたが、意地悪で嘘つきの自己中素錦に騙され、目をとられて、誅仙台から飛び降りて自殺。その結果、青丘女君の白浅として復活。今度は素素の記憶を自ら放棄。
 
 で、今度は夜華がひたすらに素素を追い求め、偶然出会った白浅こそ素素と気づいて子連れで青丘に乗り込む。もともとこの白浅と夜華は婚約しているので、口実には十分。
 
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 猛アタックを続ける夜華ですが、白浅にはただの婚約者という意識しかなく、夜華の連れてきた実は自分の息子阿离を可愛がったりはするものの、夜華の望む展開にはなかなかならない。そこで、実力行使・・・
 これ、立派なストーカですよね~
 二人は実は愛し合っているという背景がなかったら、ただのストーカー。
 女性にはこういう強引に迫るのがいいんだと勘違いしてるのも多いんでな~とか思う私は恋愛ドラマには向かないw
 
 白浅が守ってきた墨淵を目覚めさせるために、夜華は嫉妬心を押えて、多大の犠牲を払って必要な薬を煉丹。
 
 それで、墨淵復活の、実は夜華は墨淵の弟の蘇りということが明らかになる。墨淵自身でなくて、司音=白浅が世話してた金の蓮の方だったのですね~なるほど。
 
 こういうことをやってる間に、また素錦の嫌がらせとか离鏡と玄女の話、翼王の復活とか何とかがあって、夜華が下界に降りるとかのうちに、白浅が素素の記憶を取り戻す。
 
 とたんに素錦のウソのせいで夜華が自分の両眼を奪ったことも思い出され、夜華を拒否する白浅。
 
 早速、素錦から目を取り戻し・・・天界大騒動に。
 
 ずっと素錦のウソも彼女の本性も見抜いていた夜華が証人連れて、告発。これで、素錦一応退場。やっと鬱陶しいのいなくなった。
 よく見られる性悪のウソを見抜けずに、一緒になって哀れなヒロインを追いつめるでくの坊主人公ではなく、仕方ないから置いてはやるがお前は側妃ではない、近寄るなと宣言するまではするんですね。ただ、祖父天帝に逆らえないという限界が。
 
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 この迫る素錦、手も触られたくないと後ろ手になって下がっていく夜華という場面はおもしろかった。でも、ここまでするなら、もっとさっさときちんと話をして始末をつけておけばよかったわけで・・・w
 
 ま、ともかく、復活した翼王と戦って、夜華が死ぬ。
 
 今度は白浅が夜華を探すわけです。結局、彼は死んでなくて、無事に彼女のもとに戻ってくる。
 
 ラストは桃花林でいちゃいちゃする二人、それを離れて見守る折顔、白真、阿离の目の保養トリオ。主人公はハッピーエンド。
 
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 うん。人気があるのはわかった。無表情なイケメン太子がひたすらに愛する白浅を追い続ける姿が女性には魅力的に映るんでしょうね。もっとも、それがストーカ同然に見えてしまう人間もここにw
 
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 主人公カップルの他に、結ばれない東華帝君と白鳳九、腐れ縁も縁のうちな离鏡と玄女とかいくつものカップルの話が並行して出てきます。ぶっちゃけもう十分すぎて・・・でも、脚本はしっかりしてるようで、とっちらかった印象はありません。
 
 その割に、実は期待してた対翼王戦が期待外れでがっかり。さっさと終わりすぎ・・・CGも花千骨程度。
 
 このドラマ、象山で撮影してるんですが、天界場面なんかはスタジオのグリーンスクリーンで撮影したようで、こういう野外セットは使ってないでしょうね。
 
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 スタジオ撮影にしても天界の背景が貧弱。夜華の屋敷の前の通路とか天宮の背景とか種類も少ないし、霧だか霞だかをかけていて曖昧にしている感じにしか見えない。
 アクションシーンなんかでは悪くないところもあるんですけど、全体としてはやっぱり「もっとがんばりましょう」
 
 花千骨、青雲志とちゃんと終われないフワフワ衣装の幻仙ものにうんざりしてたんですが、そう言う意味ではこれはきちんと結末をつけていました。
 このフワフワ幻仙ものアレルギーは当分続きそうで・・・
 
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 配役的には、古剣奇譚と被っている人が多い感じです。墨淵と夜華の趙又廷は、どっちかというとアクション系の人と思ってたんで、こういう役もできるんだな~と。もっともみなさん、そう思ったようです。
 私的には、この後の深夜食堂の聾唖の青年の方を評価したいですが、表情をあまり大きく変えないのに、素素見つけてものすごくうれしい、とか「さあ、かわいい阿离もつれてきたぞ~~」「素錦、許さん」とかいう心の声が聞こえてくるんですw
 よくある顔値は高いんだけど、表情が演じきれない若手に比べると段違いにうまいな~と素直に思いました。
 
 主観的にはやっぱり好みのタイプのドラマじゃないんですが、高い人気でファンがたくさんいるのは当然な良作だというのは納得。
 この春先からずっと気になってたのをクリアしてすっきりした気分です。がんばってみたかいはあったかな。このパタンで、外れだとまずまずフワフワ幻仙ものから遠ざかってしまいそうで・・・
 
 さて、軍師聯盟2までの滞貨一掃と言っているうちに、今夜から将軍在上がスタート。軍師聯盟2の方は12月21日とアナウンスされました。もう2,3年滞貨になってる芈月伝とか華胥引とかどうなっちゃうんでしょうねw
 
 
演員
演員       角色     配音
楊 幂   飾  白浅/司音/素素    季冠霖 
趙又廷   飾  夜華/照歌/墨渊    辺江
張智尭   飾  折颜        陳浩 
迪麗熱巴  飾  白鳳九       喬詩語 
連奕名   飾  擎蒼 
高偉光   飾  東華      張杰
黄夢莹   飾  素锦         閻萌萌
張彬彬   飾  离镜         原音
于朦朧   飾  白真         楊天翔
劉芮麟   飾  子阑         路知行
王 骁   飾  司命         原音
祝緒丹   飾  玄女         邱秋
代 斯   飾  胭脂      白雪
蒋 恺   飾  天君         湯水雨
安悦溪   飾  少辛         徐暢繁
張艺瀚   飾  阿离
 
職員
 
制作人  房迎、高琛
監 制  楊偉東、李基業
原 著  唐七
導 演  林玉芬 、余翠華、任海涛
編 劇  弘伙