江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

2018年版笑傲江湖 その3

15~20集

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 梅荘での任我行脱出、令狐沖の吸星大法習得、林平之の辟邪剣譜探し、呉天徳将軍、恒山派攻撃、少林寺への任盈盈救出、少林寺での左冷禅たちとの勝負となりました。
 
 こう書くと、原作通りの笑傲江湖なんですが、とにかく黒木崖方面の様子が違いすぎてw
 正派方面は、やたらに余蒼海が出てくる以外はそんなに大きな違いなしに話が流れてるんですが、いろいろびっくりさせられてます。
 
 ここから下、ネタバレしますので、ご注意ください。
 
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 梅荘から脱出させた向門天と任我行の前に現れたのは、任我行を幽閉していた正体不明の神秘人と東方不敗に蘭鳳凰
 神秘人の正体は、葵花法典を習得して武功蓋世の楊蓮婷・・・ま、ここまではいいとして、それが父親に見捨てられたと恨む任我行の隠し子。しかし、10年以上も梅荘の地下に任我行幽閉してたのに、あんた今いくつだ?とつっこむしかない。
 
 吸星大法を習得した令狐沖も加わって、とりあえずめでたし。魔教へのお誘いは断って、令狐沖退出。
 
 残った任我行と東方不敗と蘭鳳凰に向門天。蘭鳳凰は「東方夫人」と呼ばれている。本人たちにもそれなりに夫婦の情感が生まれてもいる。
 蘭鳳凰が日月神教に合流し、長老となることを同意。五仙教にあった葵花法典の入った黒木令は任我行のもとに。
 
 ところが、この葵花法典を将来のためにしっかり練習しろよと東方不敗に与える任我行。絶対悪意がある。切らなきゃならない葵花法典をそのまま練功してるせいでか、東方不敗の体調悪化しとりますな。
 
 話は横に逸れますが、今回ヒロイン陣が全体的に目を引かない中、蘭鳳凰と儀琳が一番華やいでいるし、その次は東方不敗というのもなんかな~~ではあります。<個人的見解
 
 林平之は辟邪剣譜を見つけ出したものの、それをなんと余蒼海が横取り。林平之、刺したのもこちら。この先どうなるんだ?
 
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 呉天徳将軍に扮した令狐沖が恒山派の尼僧たちを助ける話は、ほぼそのまま。こういう場面だと令狐冲が浮き上がって見えにくいですね。林平之や岳霊珊とからむと大師兄に見えないのはもうあきらめたw
 
 少林寺へ行く話もそのまま、定逸師太と定閑師太の臨終に立ち会って、恒山派の掌門を託されています。
 同じく彼女を連れ出しに少林寺に行ったのは任我行と東方不敗で向門天はいない。寡黙で任我行の半歩後ろに下がっているイケメン東方不敗。いや、東方姑娘よりはずっと武侠劇っぽい。展昭とか西門吹雪とかそういう雰囲気。
 
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 盈盈はもう左冷禅の配下に攫われた後で、それを救出した令狐沖と二人少林寺に戻ってみれば、任我行、東方不敗vs正派一同の対決の真っ最中。
 
 少林寺での対決は東方不敗vs方証大師、任我行vs左冷禅で、令狐沖vs冲虚道長のところで来週へ。イケメン東方不敗がベビーフェイス令狐沖に助言していてもなんも違和感感じなくなってるのが怖い。そりゃ「兄台」だよな~~ってw
 
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 まあ、いろいろあるんですが、前作ほどに髪の毛かきむしらなくて済んでるのは確かです。小鮮肉東方不敗の設定も、どう見ても東方不敗に嫉妬してる任我行の行動見ているとそれなりに収まってはいます。それより、「大活躍」の余蒼海の方が気になる。辟邪剣譜の袈裟を手にさせてどうする気ですかね?岳不群は?
 
 とりあえず、個人的に笑傲江湖に期待する美爺はイマイチ不発ですが、こちらの二人には満足。少林寺は枯れ不足で問題外、冲虚道長はまあまあ。今後に期待って、もういないか・・・
 
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