33~46集
39集までは、ほぼ歴史劇、40集からはめいっぱいSFで話が進んで、46集で大結局。
しかし、この小芳。少し前には襲ってきた兵を一人殺したことでパニックを起こしていましたが、斉との戦いでは未来の知識を活かした兵器を作らせて、5万人をあっさり抹殺して、勝った勝ったと喜んでます。ひどく性格変わったものです。民衆を犠牲にしたくないと戦いを避けようとする韓信の方がよほど平和主義者。だんだん思慮深くなっていく韓信に対して、この時代に必要以上になじんでいる小芳の対比もおもしろい。未来人的視点というか、客観的に自分たちのいる時代を見てるのが小芳から韓信に移っているんですよね。
斉王になった韓信に対して、滄海客は神との契約を実行しろと求めてくる。それは山を壊し海を埋め立てる「移山填海」の大工事。
女羲を宇宙船ごと破壊してしまおうという韓信と小芳、張良と天依の4人ですが、彼らを逃がした蕭何、呂雉に殺されますな。その場面ないけど・・・この辺、小芳の「未来人としての歴史の知識」がいい加減。いくら科幻小説の作家だったとかいえ、小芳が異星人のワームホール作るマシンを解析してしまったりするのもなんだかな~ですが・・・何しろ道具は「魔法の」スマホだけですしw
幻影を繰り出してくる女羲との戦いには、滄海客や天依の正体が明かされたり、項羽のクローンが出てきたりと興味を引く展開もありました。でも、最近お馴染みのCGのなかでの戦いで、結構しっかり作られてた普通の戦争場面の戦いに比べるとやはり見劣りしますね。
そして、一年・・・なんというか、宮鎖心玉とかと同じ感じの結末ですが、あの調子での続編だけはやめといてほしい。
楚漢ものというか、項羽と劉邦ものに異星人だのタイムトラベルだのを持ち込んで、あっというようなドラマ作りが楽しかったです。最後まで荊軻は登場せず、特に期待していたということでもないんですが、片頭片尾の映像にもクレジットにも登場してた張睿が気の毒でした。どうも始皇帝の最期あたりのエピソードなんかがごっそりカットになってる感じです。
最後のあたりは無理やり辻褄合わせた気配が濃厚ですし、女羲の理屈がイマイチ納得できないのは私の中文理解力のないせいだけではないような気もします。ただ、これだけ破天荒なドラマ作りされてしまうと多少のことはま~いっかとなってしまってます。
とうとう出てこなかった張睿の荊軻がエンディングに特別出演と堂々とクレジットされてるなどというのも、このドラマらしくておもしろいかもしれません。
しかし、ノーカット版とは言わないけど、どなたかカット部分まとめてアップしてくれませんかね~カットされてた部分にどれだけトンデモエピソードがあったかと思うと気になってw
演 員 角色 配音
欧 豪 飾 韓信 許凱
海 鈴 飾 銭小芳 蔡娜
喬振宇 飾 嬴政 宝木中陽
米 露 飾 呂后 露西
張丹峰 飾 劉邦 文森
李雨軒 飾 張良 魏超
于済瑋 飾 項羽 郭浩然
田依桐 飾 虞姬 王瀟倩
孫珍妮 飾 天依 曽蓉
周禹彤 飾 項翀 胡良偉
陳瑾如 飾 墨舞 韓嘯
李 感 飾 蕭何 袁聪宇
唐 嫣 飾 女羲 劉校妤
都金翰 飾 滄海客 cv斑馬
職員
出品人 楊偉東、沈浩波、廉洁、何炜
制作人 梁振華
監 制 蘇蓬
原 著 銭莉芳
導 演 丁仰国
編 劇 蘇蓬、姜大喬、黄姗姗、程妤、馮静凌
芸術指導 梁振華
美術設計 邵昌勇
造型設計 門暁光
視覚特效 葉子、喬楽