江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

古剣奇譚2 その1

1~12集

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 2014年の古剣奇譚の続編という位置づけということではなさそうです。導演とか脚本とかスタッフも変わっているし、話にも連続性はないです。原作になっているゲームが古剣奇譚2ですが、仙剣奇侠伝のような連続性はないんでしょうか?これは古剣にまつわる物語が展開する別のドラマとして見ています。今年中には王力宏、宋茜主演で映画版も出てくるそうです。
 
 12集まで見ましたが、前作に比べるとずいぶん軽く明るいタッチです。エンディングなんかめっちゃ明るいマーチ風です。
 
 配役で共通しているのは見たところでは二人。紫胤真人を演じた張智尭が謝衣で出ているのと百里屠蘇の少年時代を演じていた黄天崎が楽無異の少年時代も演じているだけです。
 
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 主人公グループは夏夷則と名乗る半妖の三皇子李焱に李治廷、
 
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戦闘力抜群の百草谷から来た聞人羽に頴儿、
 
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晗光剣を持つ偃師でからくりを操る楽無異に付辛博、
 
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謎の少女阿阮に姜雯の4人。
 
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 ほかに郭品超や胡兵なども出ていますが、全体としては配役に前作の華やかさは感じられません。CGは華やかですが・・・
 
 太子の位を狙う二皇子の罠にかかって、父皇帝と鮫人(魚族)の母との間に生まれた半妖であることを暴露され、逃亡した夏夷則。その二皇子の陰謀を聞いてしまったために昭寧公主と共に都から逃げた楽無異、姿を消した師父を探す聞人羽の三人がそれぞれの目的から共に謝衣を探している。
 
 彼らが見つけた謝衣の住居にあった絵の中で出会った阿阮もいなくなった謝衣をさがしている。
 
 他にも二皇子を裏で操っている明川とか彼の属する怪しげな組織流月城とか主人公たちを追ってくる狼王たちとかいろいろ登場してきます。
 
 CGはいっぱい、ゲーム世界そのままに空飛ぶ船とか戦うロボットとか連絡用のロボット鳥とかこちらはにぎやか。
 
 画面的にはゲーム世界の再現度は高いようですが、ストーリ的にはどうなんでしょう。オリジナルキャラの昭寧公主がけたたましくてこの後もこの調子なら見るのやめようかと思うくらいだったんですが、キャラの使い道に窮したのか途中で都に一人帰っていきました。それで視聴継続なんですが、入れ替わりで出てきた阿阮がまた微妙でミスキャストの声も上がってるようです。
 
 聞人羽の頴儿がテキパキと生活力のない楽無異たちをリードして、ささっと敵を片付けているのがかっこいいです。彼女、喬振宇版の書剣恩仇録香香公主演じてたのが記憶に残っていますが、打って変わってできる女侠ぶりです。
 
 李治廷の夏夷則、もう少し鮫人の造形何とかできなかったのか・・・気持ち悪がらせるのが目的なら別ですが。半人半妖という運命を持って生まれ、世俗を離れて修行していたいという悩み多き人物。
 
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 話を動かしているもう一人付辛博の楽無異が、能天気でにぎやかなおぼっちゃまキャラ。
 
 彼らが捜す謝衣にようやくというか割と簡単に巡り合ったもののその謝衣は記憶をなくしていた。見るからに悪そうな流月城の沈夜は謝衣を弟子だと言ってるし、無異が出会った10年前に何があったのかとかはこれから。この流月城の紫微祭司沈夜が邵兵、白髪の七杀祭司瞳が郭品超です。
 
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 どうもここら辺からが物語の本番という感じもあります。短いエピソードをつなぎながら話を進めていくいかにもゲームからの翻案というところは前と同様。やりすぎると中だるみになるし、話がまとまらなくなる不安もあります。
 
 気軽に見られるドラマで悪くはないんです。でも、ドラマを見続けるモチベーションとしては私的には今一つ弱いです。ただ一昨年の琅琊榜ツアーで「靖王府」を使って撮影中だったのがこの古剣奇譚2。遠くからですが、チラ見したところが出てくるかな~というのが最大のモチベーションなので、もっと見ごたえのあるストーリ展開が待っているを期待しています。
 
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