11~23集
ほぼリアタイでせっせと見ています。
天意のように次に何が飛び出してくるかわからないというおもちゃ箱感覚とはまた違って、ストーリ展開の豊かさが見ていて心地よいです。
話がかなり入り組んでいるし登場人物も多いので、雑で誤解いっぱいな説明ご容赦。
前回の記事もちょちょっと直しました。思い込みと語学力不足が悲しい。
寧弈は、まず無実の罪を着せられて殺された三皇子寧喬のために皇帝から再審の命を得て、冤罪を晴らし、太子たちに復讐しようとしています。そのために、辛子硯たちの協力も得て、着々と計画を実行。「帰ってきた林殊」寧弈は、梅長蘇とは違って、もっと敵意も悪意もむき出しにしています。
鳳知微は母親の秋明瓔から義絶された後、男装して魏知と名乗っています。寧弈を三皇子同様に太子呪殺を図ったという罪に落とそうとしている太子たちに脅されて、皇宮に呪いの人形を埋めてくる。ところが、これを知った寧弈は、その人形を皇帝の名前を書いたものに取り換えさせる。
太子とつるんでいる五皇子と二皇子だけど、五皇子は鳥に「太子~」と言われてその気になってしまい、墓穴。さっさと始末されてしまいました。
この太子に命を狙われる魏知こと鳳知微には、謎の護衛顧南衣が同行するようになる。現時点でこのドラマただ一人の小鮮肉白敬亭です。
鳳知微の母、秋明瓔の謎の夫は18年前に大成王朝の遺児と共に太子に殺された血浮屠の首領顧衡で、彼女はずっと血浮屠の生き残りと連絡を持っていたようです。知微が通っていた私塾の塾長宗宸(修慶!)が今の首領で、顧南衣を知微の護衛に送り込んだのは秋明瓔の意向でしょう。
さらに、現在の天盛朝に仕えている顧衍は顧衡の弟。血浮腫の一部は太子の下で彼のために働かされている。
辛子硯が院長を務める青溟書院に学生として潜り込んだ知微は、頭角を現し、無双国士に選ばれる。任官し皇帝のお気に入りとなった魏知=鳳知微。しかし、ばれたらやばい・・・
寧弈の動きに不安を募らせる太子。琅琊榜と決定的に違うのは、皇帝が8年前の寧喬の巫蠱案の再審を自ら寧弈に命じ、最終的には自分の間違いを認めたところ。
ついでに18年前の件も、当時8歳の寧弈の手柄を横取りしたことも暴かれ、太子寧川幽閉。
兄の名誉を回復し、恨みを晴らして、号泣する寧弈。
琅琊榜ならこれでとりあえず目的は果たしているんですが、まだ50集近くも残ってる。
考えてみると、8歳で血浮腫の首領を説得した寧弈はとんでもない才能の持ち主。対して、自分は皇帝のただ一人の嫡子という立場しかないという劣等感も寧川にはあるのでしょう。
その立場を奪われ、庶民に落とし宗正寺幽閉の命に謀反を決意。彼の背後には、絶大な力を持つ母方の常氏一族がいるのですが、それを知った皇帝と寧弈は狩猟の名目で軍を備えさせる。
寧川の叔父常海とその息子は寧弈と顧衍に殺される。何とか兄を助けようとした妹の韶寧公主と宮殿に立てこもった寧川だったが、結局自滅。
こうして、寧弈の復讐の第一幕は終わり、これからは朝廷内での話になりそうです。常海の抜けた後を埋めるために辺境にいる七皇子寧斉を呼び戻すと決まりましたが、これを内々で決めていた皇帝と寧弈、それを魏知に発言させて自分たちの都合の良い人間を後釜に据えようとしていた高官たちの思惑をくじいています。まだ常家の重鎮常遠が兵力を持っているし、後宮には常貴妃もいる。今後は、この朝廷内の力関係や皇帝親子の関係がどうなるのかが見所ですね。
琅琊榜と比較したくなるような、というか比較してね~と言わんばかりの復讐劇が20集強で終わってしまいました。演員表とかを見るとまだ出てきていない重要な登場人物がいっぱい控えているので、その顔触れ見ただけでもこれから何があるのかわくわくです。
ストーリ展開は、寧弈中心にしっかり回っているのが好ましいです。重厚な衣装や美術、緊張感のある俳優陣の演技、なのにちょいちょいと笑いを誘うシーンとか出てきます。五皇子が自分が太子に・・・と思うきっかけを作ったのが占い師が連れてきた鳥で、その鳥がずっと占い師の頭の上にとまってるとか、一つ間違えたらドラマぶち壊しなんですけどw(主人公たちよりアニメの鳥が大活躍した林峯の陸小鳳思い出す・・・)
と、ここまで書いたところで、Netflixで配信開始のニュースが入ってきました。やっと日本もほかの地域に追いついてきた感じですね。契約考えないといかんかな~
でも、9月半ばまで待てないんで、続きもまずは中文で見る!