江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

盛唐幻夜 その1

1~18集

 
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 今日現在でリアタイで見てる中文ドラマはこれ一本になりました。
 
 ドラマ冒頭でまたしても女媧がどうしたの、人間の争いを収めた九星天珠がどうしたのという説明アニメが流れたときには、またこれか~見るのやめようかとも思ったのですが・・・現時点では多少風変りな探案ものです。
 女媧ネタ、もう食傷気味です・・・
 
 時代は盛唐のころ。武則天が高宗と共に攻勢を仕切っている時代。
 玄奘の死に際して九星天珠を手に入れようとした玄奘の弟子天橋と天枢が争った。天橋は国師となったが、天枢は姿を消した。
 
 それから19年後の長安が舞台。
 
 主人公トリオは葉遠安、穆楽、趙瀾之。
 
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 葉遠安は戸部侍郎の娘で、男装しては街に出て厄介ごとに首を突っ込む正義感の強いお嬢様。家では生母を早くに亡くし、寂しい思いもしている。ただ、家の地下では指名手配を受けている玄奘の弟子張天枢を隠している。この天枢、何でも知ってる物知りで、何でも作ってくれる便利な師父的存在。
 
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 穆楽は記憶を失い、奴隷市場に出されていたところを遠安に助け出され、馬と話せるというので彼女の馬奴となる。遠安について事件に巻き込まれてるうちに言葉を話すことを思い出し、人並外れた武功を思い出し、持ち前の才能も発揮するようになってくる。彼の過去には大きな秘密があるようです。
 
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 趙瀾之は、洛陽県の捕頭で大理寺の少卿を兼務する武則天のお気に入り。正義感の塊、冷静沈着な探案の名手。葉遠安や穆楽も彼にくっついて共に事件の解決に走り回ります。
 
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 彼らトリオに対する反派が、玄奘の弟子で現在大唐国師の天橋、その弟子郁王家の明慧郡主。この郡主、うざいです。劉天佐の天橋、めっちゃうさん臭くてよい。
 
 葉遠安は呉倩で、彼女は韓棟版の鹿鼎記の沐剣屏から擇天記の白落衡まで何作か見てるんですが、メインのヒロインとして見るのは私は初めてです。沐剣屏や白落衡に比べるとお姉さんな役です。
 
 穆楽の鄭業成は古剣奇譚で方蘭生のおつきの下人で出てたのがお初でしたが、画江湖之不良人とか主演作も増えてきます。同じく主演した颤抖吧阿部之雑星風雲も同時期に配信されているところ。
 
 趙瀾之の張剣雨は、言うまでもなく列戦英@琅琊榜で注目。幻城にも出ていましたが、今度の趙瀾之の方が私のイメージにはぴったり来ます。まあ、俳優さんには、こういうイメージの固定は迷惑かもしれないです。
 
 なんにしても、数年前まではまだまだ小さな役しか与えられてなかった若い人たちがこうやって主役を張ってくるのを見るのはそれなりに楽しみではあります。
 
 18集まで来ましたが、現時点ではまだ探案もの要素の方が強いですが、幻仙もの要素が強くなってきた後のことがちょっと気になります。
 
 最初の事件は麻薬密売の話で、その黒幕が自殺してしまうが、それが趙瀾之のかつての戦友で明慧郡主の思い人だったことで彼を捉えに来た趙瀾之を恨むようになる。
 次が、武則天のお気に入りの絵がなくなったと趙瀾之がひそかに調査にあたる話。
 三つ目が、人の顔を奪ってなりすますという幻仙ドラマっぽい話。しかしこの結末、それ、詐欺だよね~という感じですが、まあ丸く収まってます。
 
 そして、四つ目が葉遠安の父に隠し子がいたという事件。いかにも下品な「ご落胤」は実は別の男の息子だったという落ちが付いたところで、この男が殺されてしまい、それが趙瀾之のせいだということになって・・・というので18集。
 
 で、これらの事件の裏には九星天珠を手に入れようとしている天橋と明慧郡主がいるという展開。
 
 今のところ、おもしろく見ていますが、なぜか同じ時代を舞台にしたドラマが重なるんですよね・・・唐詩三百案、こっちも探案ものだし。先に見始めてたんだし、20集しかないんですが、配信終わってるから後でもいいや~と言ってるうちに、こっちも18集まできてしまった。
 そういや呉倩と張剣雨、今配信中の現代ドラマ「我只喜欢你」でも共演、こういうかぶり方ってのはあんまりな気もするが、相乗効果狙ってるんでしょうかね?
 
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 怒涛の天盛長歌から始まる見たいドラマ目白押し状態がちょっと解消したんで、冷凍になってるドラマも何本か解凍してみようかな?
 そういや颤抖吧阿部之雑星風雲もまだ見てないわ~やっぱり目白押しw