江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

鎮魂 原作ざっと見 その2

鎮魂原作 番外篇四

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 世の中何が起こるかわからないw

 2年前に「鎮魂」の原作をざっと見して、あつかましくブログにアップしました。
 
 で、最近同じPriestの「山河令」」の原作「天涯客」も覗き始めたら、見つけた「鎮魂番外篇四」。「何よ、それ~ファンの二次創作じゃないの~」とか思ってたら、作者自身による番外篇でした。ドラマが出てすぐ、私が原作覗いてた頃にはもうあったらしい、探し方が悪かったのか💦

 びっくりしました!ということで、早速見に行きました。私の中文理解力では「読む」とは言えない。

 この番外篇四、これまで出されている三篇よりずっと長いし、時も本編が終わってからすぐのことだったのと違って6年後と随分立っています。

 蛇足ですが、「鎮魂」の原作はドラマとは相当に違う展開をします。科学者の林静が和尚だったり、大慶はほぼ猫の姿だったりします。でもその程度ではなく、そもそもの世界観が違うし、沈巍と趙雲瀾の関係がもっと深い。
 沈巍に一目ぼれした趙雲瀾が「好きだ、一緒に住もう」と迫っていくようで実は、一万年にわたって趙雲瀾こと崑崙を追い続けたきたのが沈巍。
 少年鬼王が崑崙を慕い続け、記憶を失って転生を続ける崑崙を斬魂使となって永く見続けてきて、ようやく二人が再び出会うときがきた・・・そういう設定で話が展開して、大甘ハピエンで終わったのが、小説版。

 なので、ドラマとは違ってみんな生きてます💦

 

 その6年後、特別調査処は蘇った神「崑崙」と聖化した「鬼王」との縁を結びたいと以前とは打って変わって大人気。そのあおりで特別調査処は特別調査局に昇格、居眠りしてる間に趙雲瀾は局長に昇進してしまいました。

 その特別調査局に新たに設置する支局の新人募集が行われるというそんな状況。

 趙雲瀾は沈巍にスマホで「紅包」を贈る方法を教えています。こちらの沈巍はスマホも持ってるし、車の運転もしますが、使いこなしてはいなかった模様。ドラマの影響ですかねw
 早速特別調査局の面々に紅包を出しまくる金銭感覚のない沈巍にあせる趙雲瀾とかいうのがオープニング。

 南海の様子がおかしいというので、趙雲瀾と沈巍が出かけていきます。

 そこで趙雲瀾は時を繰り返す気泡に飲み込まれ、沈巍に救出されます。

 で、戻ってこない二人をぼやく大慶たちを尻目に南海の休暇を楽しむ二人・・・なんですが、沈巍は「黒ばっかり着てないで、試してみろ」と趙雲瀾に無理やりど派手な柄パン着せられそうになって逃げ回って海に飛び込みかけてます。

 やっぱり大甘なエンディングでした。楽しそうでけっこうなことですw

 原作に興味がおありなら、ここでも読めます。
 しかし、この小説、改めてみると各章のタイトルがすごくない?

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