1~24集
26分×24集なので、実質は45分モノ1クールくらいです。とっとと見終わってしまいました。
主演が李川なので、コメディかと思いましたが彼らしいとぼけた感じも残しつつわりにストレートな歴史SFミステリ系ドラマになってました。ただし、これも終わってません。最後に「第1期お終い、第2季をお楽しみに」とか出たので間違いないですw
このドラマ世界では秦朝時代に天から隕石が降ってきて、その影響で超能力を持つ畸衆と呼ばれるミュータントたちが誕生。歴代の統治者たちは彼らの力を利用し権力を得たが、事が成ると彼らの力を恐れ、亡き者にしようとしてきた。明朝においては、重明衛という組織が畸衆抹殺専門の機関として設置されていた。
この設定、いいんですかね?まるっきり史実捻じ曲げてますがw
青楼で働いていた徐鶴喬は、そこで起こった畸衆が絡む事件で泰昌帝に能力を認められ重明衛に抜擢される。しかし、実が彼自身が畸衆で、「太子暗殺(未遂)事件(史実)」を起こしたとして殺された父の濡れ衣を晴らし、仇を討とうと考えている。
畸衆が持つ異能=超能力にはいろいろあるけど、一人ひとつというのは鎮魂の設定と同じ。
この徐鶴喬の持つ超能力は、死者に触れるとその死の場面を見ることができるというもの。鎮魂の郭長城もこの系統の能力をゲットしてましたっけ。彼はひそかにこの力を使って、次々難事件を解決していく。
しかし、そのうちに一緒に働く段謹やその妹段容には畸衆であることを見ぬかれるが、秘密は守られる。
ストーリが進むと、徐鶴喬の父や万暦帝、現皇帝の出生に関わる謎が次々と明らかにされ、徐鶴喬の出生の秘密、皇帝の秘密も明らかにされてきます。
秘密?題名が重明衛:大明「機密」ですからねw
ほら、三国「機密」ってあったでしょう~~
ただ、今回は逆パタンと言っていいのかな?というか、こっちの方がありがちなパタンでした。
と、迷子さんにしては結構なネタ晴らしw
ドラマの最後で、史実通り泰昌帝が即位一か月で崩御(紅丸の案というそうです)重明衛から離れていた徐鶴喬が再び「皇帝」に呼び出されておしまいになりました。
新しい三人目の皇帝は天啓帝ということになって、明が決定的に崩壊に向かう時期になるんですが、「第2季お楽しみに」とか言ってしまって、この話で大丈夫なんですかね?
ちらっとWikiとか百度で情報仕入れてみたら、天啓帝は即位のときが15歳くらい、父親の泰昌帝は38歳で即位して死んでるんですね。で、ドラマの設定だと泰昌帝と徐鶴喬は同年齢なのですが・・・李川38歳の役ではなく18歳設定。このあたり第2季考えるとものすごい無理がある。
まあ、あんまり史実だのなんだのに構わなければ、低予算でがんばってるドラマでした。
演 員 角 色
李 川 飾 徐鶴喬
余 玥 飾 段 容
陳燁林 飾 段 謹
史元庭 飾 宇文桓
毛 凡 飾 田 舜
導 演 閆楽陽
編 劇 崔菁菁
制 作 文建平、許亮