神経刀與飛天猫 Flying Dagger
ここのところ、林志穎の昔の映画を楽しんでいる大姐です。いやあ、あたりはずれがすごいのなんのって・・・で、これは大当たり！！お団子頭の小志も見たかったし、脚本が王晶でアクション監督が程小東なんで、まあ大外れはないだろうと思っていたんですが、大当たり！！めちゃくちゃおもしろかった。
その１
東方不敗にふられた西方求敗が出てきたり、吸星大法だなんなのって、金庸やら古龍やらから持ってきた江湖な「いただき」の楽しさ。梁家輝は沖哥ってよばれてるんですよ。言葉だけでなく、人物設定なんかもしっかりどこかで聞いたようなのが出てくる。そうそう、００７シリーズやアダムスファミリーからもいただいてます。
その２
なんでもありなストーリ展開。もうおこっちゃだめよの世界。どうやらここでも伊賀者が悪者らしいんだけど、まあどうでもいい。妖怪、忍者、キョンシー、泥棒、陰謀、夫婦喧嘩、初恋、お色気、下ネタ、アクション・・・とにかくなんでもあり。
頭を切きられても、手を返せ！！と追いかけてくる死なない男が、目の前でいちゃつかれただけで、骨になっちゃったり、その切られた手だけが生き残って小志になついたり、もうめちゃくちゃ。
その３
スピーディーで大掛かりなアクションシーン。次の予想がつかない展開が楽しい。今回は小志もしっかりちゃんばらしてます。
その４
あの張曼玉がフミャーッフミャーッと爪を立てて着方落っこちてきたり、あの梁家輝と張学友がラブシーンをしたりと「あの俳優がこんなことを」という意外性の楽しさ
その５
個人的に・・・林志穎が最初から最後までずっと出てる。新流星胡蝶剣みたいなはじめと最後だけってことはない。ちゃんと主演です。エンディングも小志の「戯夢」。満足。
