３２～４８集
一気に大結局まで。
きちんと結末ついていました、とまず報告するのが大切に思う中華ドラマ迷。
洛神族の洛璃と血神族の首領血霊子の結婚話は、血神族を配下にした天邪神の介入もあって結婚するしない、やっぱりすると二転三転した挙句に血霊子が「心から君を愛してる」と洛璃を守って死んでしまう。
これで結婚話は終わったものの、洛神族の長老たちは過去の因縁から洛神族の洛璃と人族の牧塵の結びつきは認められないと洛璃を一族の族長兼聖女に据えて、結婚そのものをできなくしようとして、一難去ってまた一難。
牧塵は母を救出しようと浮屠古族の地を訪ね、次に天帝のところを訪ねと舞台が転々。
新しい仲間を得ては、すぐに死に別れてしまってます。
天帝も牧塵に天帝剣を与え、後を託して退場。ほんとにゲストキャラ、サブキャラの死亡率の高いドラマです。
牧塵を助けるために太霊古族を訪ねた洛璃はその代りにすべての記憶を失って太霊古族の聖女となる。今度は記憶を取り返せかと思ったら、そのすきに天邪神が偽の記憶を与え、こちらの聖女にしてしまいました。
最後はみんなの力を借りて、牧塵が天邪神を倒し、洛璃と共に幸せに暮らしました・・・ときれいに終わってはいます。
が、なんか消化不足というかエピソードが多い割に盛り上がりにかけるままという感じで終わりを迎えたのは残念です。
一つには主人公の牧塵が天帝から「大主宰はお前だ」と指名されるまでの過程で、牧塵がそれほど活躍したと見えないことがあると思います。何度か敵にやられて生命の危機を迎えるのですが、中ボスあたりと大バトルの上にどっと血を吐いて倒れるというような派手なことが少なくて、敵陣に乗り込んだとたんに掌波とか一発食らってばったり・・・とかなんとも肩透かしな気分。久々に「わらしべ長者」とか思い出しました。
学生時代からスタートして、その後部分の１５年後まで出てくるんですが、その間の主人公たちの成長が見えにくい。牧塵は終わり近くまで父親同伴も場面が多くて、年長者たちに指導される場面も多い。途中から「大主宰」として対天邪神軍を率いるようになるんですが、なんか割り振りしただけでいいのって感じｗ
牧塵と洛璃、譚青山あたりの同級生感はあるんですが、どう見ても柳慕白はお兄さんです。そして、敵味方の間を揺れ続けた「楊康」柳慕白だけはしっかり成長していったのが見えるのです。
キャラとしては、いわば「師父」「師兄」世代になる沈蒼生とか李玄通、莫师なんかの方が酷哥なんですよね～
どういう風に出てくるのか野次馬根性で見てた「闘破蒼穹」の蕭炎と「武動乾坤」の林動。３０集を過ぎて、邪眼を破壊するのに力を貸してもらおうという流れで名前が出てきました。譚青山たちが「炎帝」蕭炎のところに行ってきた話は出ましたが、それどまり。影も形も出てこなくて拍子抜けｗ
どうしても林動は楊洋の、蕭炎は呉磊の姿が浮かんでくるんですよね。楊洋と同列に並んでの王源の牧塵では納まりが良くなくて・・・蕭炎の呉磊もほぼ同じ年齢なんですが、「闘破蒼穹」は終わってないｗ
せっかくニュージーランドにまで行ってロケしたのに、なんかそれも十分に生かされていない気がするのももう一つ残念。洛璃の欧陽娜娜が腕むき出しのヒラヒラ衣装で耳まっかにして雪の中でずっと撮影したシーンなんか、気の毒で話よりそっちの方が気になって仕方なかった。もこもこ毛皮着せたって、ＣＧで合成したっていいんですよ～
ということで、次は「上古密約」一気見行きます、多分。ちょっとのんびりしてたら後が詰まってきた。それにしても「孤城閉」はどうしたんだ？
演 員 角色 配音
王 源 飾 牧尘
欧阳娜娜 飾 洛璃
骆明劼 飾 柳慕白
马 月 飾 九幽
徐 浩 飾 谭青山
王奕婷 飾 唐芊儿
黄恺杰 飾 莫师 卢力峰
姜宏波 飾 洛河之灵
张诚航 飾 李玄通
李淑婷 飾 叶笋儿 白雪岑
张亚奇 飾 沈苍生 李宇峰
孙溯梦汐 飾 温清璇 贺文潇
黄浚良 飾 白桐 戈凡
夏 楠 飾 灵溪 邱邱
郭 凯 飾 血灵子
姜 洋 飾 天邪神
张译文 飾 牧峰
職員
出品人 龚宇、陈焱
制作人 白一骢、戴莹、张妍、蔡佳、邓力维、刘晓红、李圣杰、刘亚敏、纪毅、黄露露、梅青海
監 制 刘世运、韩冰
原 著 天蚕土豆《大主宰》
導 演 张萌、澄丰
編 劇 汤佳羽、陆寒凝、袁源、李卬、李白、胡舒欣、李文心、高安祺、汪洋、王瀚笛、唐丞博、林鸿峻
美術設計 刘世运
動作指導 张志伟服装設計 张文怡
