江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

2020年 今年もお世話になりました。

2020年 ありがとうございました。

 

 去年の暮れには想像もできなかった一年となった2020年。3月からずっと県外はもちろん、家から20㎞範囲を出ていない迷子です。それでも、中華ドラマ視聴が趣味のおかげで、「したいことができない」というストレスが大きくならずに済んでるのかもしれない・・・とプラス思考でなんとかやってきました。

 けど、映画「唐人街探案3」の公開が来年に延期になったのはほんとに痛かった💦

 その分、ブログやTwitterでわーわーとやってしまって、皆様のお世話になりました。心からお礼を申し上げます。
 

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 ということで、2020年の中華ドラマ視聴のまとめ、やってみます。

 今年は日本に中華ドラマが数年前には考えられないほどたくさん上陸、それに伴ってたくさんの視聴者が中華ドラマに親しめるようになってきました。まことにめでたい。

 ただ、ラブコメ中心、いわゆる「ラブ史劇」中心なので、私の趣味からいうとちょいとさびしい。いや、おもしろいのもあるのはもちろんです。

 それでも、そこからいろんな方向へと範囲が広がっていくのではないかと期待しています。ニーズが高まることで数年前の作品になる「隋唐演義」とか「大軍師司馬懿之軍師聯盟」のような作品がテレビ放送に出てくるというようなことにもつながったのでしょうか?

 ネット配信も広がってきているようですが、どうもいろいろ課題もあるようでちょっと気になるところです。もちろん見る機会が増えることそのものは大歓迎です。

 ドラマ世界とは別に中国のミステリ、SFがたくさん日本に紹介されるようになりました。数年前にはまさか「暗黒者」の翻訳本が出るなんて、夢にも思わなかった。

 中華ミステリドラマでは、次々佳作が配信されていますが、こちらも日本に上陸してくるのが待ち遠しいです。

 そんな一年ですが、世間と関係なくもくもくと中華ドラマを見続けております。

 今年は、年の初めから「慶余年」「風雲戦国之列国」「大明風華」「清平楽」と趣味に合う古装ドラマが続きました。そこに「民初奇人伝」とか「大侠霍元甲」のような清末~民国期を取り上げたドラマ、「重生」「隠秘的角落」「沈黙的真相」といった重量級のミステリ、「盗墓筆記之重啓」「棋魂」も入ってくるというにぎやかさ。古龍原作、金庸原作のドラマとか、待ちかねていた第二部のようなものも何作もあったのですが、正直なところ待ってる間が楽しかったということになった感があるのもいくつかあります。

 待っていた甲斐があったと思ったのは何と言っても「大秦賦」。おかげで大満足な年の暮れになりました。

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 あまり期待してなかったけど、よかったわ~となったのは去年からサスペンドにしていた「鶴唳華亭」なぜかブログにこのタイトルを検索して訪問してくださる方が多くて、カットされてた分の「別雲間」の公開に合わせて最後まで視聴。おもしろかったです。もったいないことするとこでした。

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 ブログと言えば、ご訪問いただく検索ワードで目立つのが「九州縹緲録」と「陳情令」「将夜」でしょうか?やはり日本で放送されているのは強い。でも、私のブログには大した内容はないので、申し訳ない限り。

 最近は本当にたくさんのドラマが日本でも普通に見られるようになったので、とっとと見て、さっさと言いたいことを言い散らかしてしまおうという迷子的ブログ運営もけっこう大変になってきたのです。大陸で配信中に日本公開の情報がでるとか、ほんとに時代が変わったと思う今日この頃。

 来年はさらにたくさんのドラマが日本に登場するという話も聞こえてきますが、大陸での制作状況を伝えるサイトを見てもやっぱりラブコメとかヒロイン無双ドラマが多い気がして、私の趣味に合うのもなんかあるといいな~とドキドキ。

 と、ここまで書いて幻玄ドラマはともかく武侠ドラマにも触れてない・・・う~~そっちが本業なのにw

 「成化十四年」「侠探簡不知」などの武侠ドラマのようで、ミステリのようで~というドラマは結構おもしろく見てたんですが、これももう日本で出てます。

 今年見た中で一番武侠ドラマっぽいと思うのが、「絶代双驕」よりも「民初奇人伝」とか「大侠霍元甲」だったりします。
 
 年越し視聴になる「有翡」が結構伝統的武侠ドラマ展開を見せてくれるのに期待してもいいでしょうか?

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 そんなことで、2020年が暮れようとしています。

 世界的なCovid-19の災禍の中で、大変な一年でしたが、どうか来年はのんびり中華ドラマを見ていられるような心穏やかな年になってほしいと願うばかりです。