1~24集(大結局)「拆案」なのか「拆・案」なのか?
新年早々から何やってんでしょうw 予定外の探案ものに突っ込んでました。
これ、短いんです。26~28分かける24集なので、隙間時間にちゃちゃっとクリア。腰据えて見たい「大江大河2」とかより条件的に見やすかったのです。
でも、先に言ってしまいますが、毎度おなじみ「終わってません」
ついでに、ゲスト出演として、大きく出てる張雨綺と喬振宇ですが、張雨綺は主人公の主治医として結構登場してきますが、喬振宇は最後の最後で一分間出てきただけ。これもまあ毎度おなじみ。第二季があれば、きっともっと出てくるはず?
舞台はドラマ最近流行の民国期、ここはフランス租界。そこの警察に中央巡捕房の探長としてやってきた谷嘉誠演じる顧遠と法医の董璇の車素薇、探長になれると思ってた副探長の康一臣@苏小玎 、新聞記者の曹青夢@吕艳蓓の4人が主人公グループ。
顧遠は命よりも大事なことがあると主治医の公輸春の反対を押し切って警察に入ってくる。彼の過去に何があったのかというのが最初の謎ということになります。
腕利きの法医である車素薇は父親が行方不明になっている事件を抱え、その父親が顧遠の師父。
康一臣は父親が富豪で上海の裏も仕切る有力者で、手下の王五六を従えて警官をやっているが、周囲からは康少爺と認識されている。
その幼馴染で「彼女」の曹青夢もやはり有力者の娘で、警察の上部も彼女の勝手な割り込みを見ないふり。
主人公たちの設定に、またかい~という感じがあって、目新しさが感じられないのが残念。
康一臣は顧遠に嫉妬して、彼が解決した事件を自分の手柄にしてくれと言い出しますが、顧遠があっさりとかまわないぞと手柄を譲ってしまいます。どうも顧遠には他の目的がありそうです。
この康一臣と曹青夢が、登場時点でめちゃくちゃけたたましくてウザいんですが、しばらくするとそれなりに優秀で考えもしっかりしているし、顧遠たちとの人間関係もしっかり築いてきます。
どうも中華ドラマにこういうキャラ設定が目立つような気がするんですが、ぶっちゃけもうやめとけば?と思う。
けれど、ドラマ内で起こる事件は結構新鮮味もあってミステリ部分では楽しめました。かつての大監や格格、纏足といった清朝から続くアイテムを取り込んだ事件とか、映画や手品などを舞台にした新しい時代を取り込んだ事件とかこっちの設定は彩りがあってよいです。
いくつかの事件が進むにつれて、主人公たち自身の過去や家族につながってきます。個々の事件が、大きな闇につながっていくというパタンもおなじみです。でも、そういう雰囲気がでたところで、大結局になっています。
そもそもこのドラマ、原作は「十二奇案」というくらいで、12の事件があるはずと思われますが、ドラマでは長短あわせても6つ?やっぱり半分。
一応、ここまでの事件の「黒幕」の始末はつけたし、主人公グループも新しい局面を迎えてひと段落。でも・・・
ということで、結構楽しく見終わりました。
さあ、「有翡」もちょっと一気見して、「大江大河2」にもそろそろ戻らないといかんな~
演 員 角 色
董 璇 飾 车素薇
谷嘉诚 飾 顾远
苏小玎 飾 康一臣
吕艳蓓 飾 曹青萝
卢世明 飾 崔鹏
张雨绮 飾 公输春
乔振宇 飾 卢世君
王山水 飾 张恒
卜宇鑫 飾 王五六
職員
出品人 包蒙蒙
制作人 王辽(总制片人)
导演 杨东亮
编剧 刘宇团队