江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

山河令 その4

19~25集

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 超前点播とやらが始まりましたが、結局そんなに早くなったとは思えない。毎日1集ずつの代わりに一週間分4集がまとまって出るだけなんですよね。最後の最後で、大結局がちょっと早く見られるということではあります。まあ、何でもいいけど、あんまりややこしいことはしないでいただきたい。

 で、25集まで。

 そろそろドラマも佳境に入ってきて、主人公たちの過去やその親世代の動きなんかが明らかにされてきました。
 なので、ネタバレ~というのはあんまり私の趣味には合わないので、曖昧模糊モコとした文章になってしまいました。なら、書かなきゃいいじゃんと思うけど、書かずにはいられないブロガー気質💦

 それでも、一応この先ちらりと中身にも触れてます。

 

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 温客行が実は鬼谷の谷主であるというのは、原作ではもうとっくに周子舒も知ってますが、ドラマでは温客行が最後まで隠したいと思う相手が周子舒のようです。それでも、周子舒はそろそろ気づいてる。

 それより彼ら二人の因縁やこれまでのことが明らかにされ、これまで以上に深く互いを気遣うようになっています。

 で、やってきた四季山庄。張成岭も一緒です。

 三人がなにかまったりしている間、外界では五湖盟の盟主となった趙敬が毒蝎の首領を「蝎儿」と傍において寵愛、いや利用している。鬼谷の十大悪鬼からの裏切り者もいるので、温客行が鬼谷谷主というのも知られている。天下武庫を開くために鬼谷に隠されているという鍵を手に入れようと、再び武林をあげての鬼谷討伐が始まろうというところ。

 こういう状況が四季山荘の三人のところにも迫ってくるのがこの続きということでしょう。

 張成岭たちが刺客に襲われるシーンなど、アクションもなかなか。しかし、ちょこまか逃げ回る張成岭の動きが、凌波微歩で逃げまくる段譽@林志頴版天龍八部に見えて吹き出した。
 必死に戦う顧湘と曹蔚寧。助けに入る周子舒と温客行それぞれの殺陣にきっちり差別化がされているのが良い感じ。というか、温客行は扇を一閃するだけで、戦い終わらせてる・・・

 どうにも温客行が強すぎてですね~実はちらっとよからぬ疑惑を抱いてる武侠迷w

 

 温客行の隠されてきた過去が明らかになるとか、彼が血を吐いて倒れる、周子舒が七窍三秋釘のために発作を起こすとか始終理由を作っては、ハグしあう、手をつなぐ、抱きかかえるとそっち方面の妄想がはかどるような演出がいっぱい出てくるのに苦笑。
 制作サイド、いい根性してますw
 で、こういう根性、好きw

 全部読んではいないけど、どう見ても原作の表現より絶対いっぱいくっついてるw

 龍淵閣での穴に落っこちる場面も、ドラマは周子舒と温客行、葉白衣と張成岭の二組に分かれてしまうけど、原作では周子舒と張成岭、温客行と葉白衣に分かれるんですよね。ほんと、よ~やるw

 二人きりにはしないでそこに張成岭を同時に登場させるとかいろいろ工夫はしてるようですが、まあこれでよく審査通ったなと思う。

 

 顧湘と曹蔚寧の恋は、温客行の許しはもらったものの、これから一波乱あるのは確実でしょう。なかなかかわいいカップルなんですけどね~彼女にも暗い過去があるはず。

 というようなことで、残り3分の1弱。

 もう新しいキャラもあんまりでないだろうというところで、これまでに出たお馴染みのおじ様たちの顔ぶれ紹介。

 

梁家仁:全部で1分出たかどうかの守衛

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徐少強:全部で2分出たかどうかの畢長風

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沈保平:成岭を周子舒に託した老船頭の老李

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王 崗:傲崃子道長

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寇振海:丐幇の幇主黄鶴

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張双利:龍淵閣の庄主龍雀

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この顔ぶれ見ただけでも十分ドラマ見る個人的価値があったのです。