13~22集
仙界だの妖族だのの出てくる探案ものという位置づけで何となく見ていましたが、ちょっと様子が変わってきました。あ、やっぱり?という気がするのは「三生三世十里桃花」だの「酔玲瓏」だのなんだのと同系列だよなと見てたからです。どうも中華ドラマには、出だしは探案もの、そのうち恋愛ものから世界の行方を左右するような話に化けていくというのもお約束の一つのような気がします。もう慣れたけど、化けた結果次第ですね~
というわけで、22集まで来て、探案ものの顔はそろそろおしまいのようです。
でも、このドラマは神仙と妖族、人界がとり混ざっている世界の話ですから、元々通常の探案ものとは異なる風合いを持っていて、急にタッチが変わったと言う感じはしません。
主人公の端木と展顔のロマンスを邪魔するのは、端木を独占したい温孤葦余と端木の兄楊鑑。温孤は神仙である端木とただの人間の展顔が一緒になるのは端木の命にかかわると展顔を脅し、それに乗せられた展顔が端木に急に冷たく突き放しだす一幕とかもううざくてたまらないと思ってしまう恋愛ドラマ苦手人間。
まあ、それも2,3集の我慢で、やっぱり好きだ~となるのですが・・・小さくなってしまった端木の一幕もありました。こういうところで凝った映像出してくるんですね~w
彼らの恋模様と並行して、世界に君臨しようと企んでいた越龍門の陰謀も着々と進みました。越龍門は人界と九獄という幽族を閉じ込めている境でもある蓬莱図を集めて、幽族が自由に人界へ出ていけるようにしようとしています。でも、端木だけが大切な温孤と決裂、天界へ攻め込んでは見たものの、あっさり雷に打たれて消滅。
温孤は端木を救うためなら自分が龍王の血筋であることがばれてしまって、攻撃の的となることもいとわない。その温孤を救うために端木が、端木を救うために展顔がとそれぞれ「死んで」しまいますが、端木は神仙なので死なない、展顔は楊鑑が命を助けて人界へ戻す。
温孤は、もう神仙なんかやめる、勝手にさせてもらうとブチ切れてしまう。
そして端木は天界の海に浮かぶ棺の中。「三生三世十里桃花」で夜華が入ってたアレみたいなもんです。
人界の展顔は神仙である端木は死んだのではなく蓬莱=天界に戻っただけと思ってもやっぱり悲しみに暮れる毎日。でも、すぐに端木復活。夜華よりずっと早かったw
とまあ、これからはブラック化した温孤との闘いなんでしょうか?それに端木のところから姿を消した紅鸞もそろそろ本性をむき出しにしてきそうです。
言いたくないけど、この温孤の本性である龍、CGキャラの方もなんだかな~なんですが、特殊メイクがね~龍角の付け方、もうちょっと何とかならなかったんでしょうかねえ・・・
この越龍門の鼻もね~~
そもそも端木と楊鑑が神仙となった故事とか、江文卿の前世と端木・楊鑑との関係とか次々に明らかになってきています。この分でいくと、展顔にもなんかありそうな感じです。前回見た分ではラブコメ的な感じを受けましたが、ここまでくると涙なしには見られないメロドラマ方向に進んでいる疑いがw
正直言って全集中で見てるわけではないんで、間違っているかもしれないです。それでも記事を書いてしまうのは、途中でこけたときの用心です。
何しろ今回の32集が終わってもまだ第2季あるそうなんで、忘れてしまう危険を回避しておかないとw