21~30集
やっと李楽嫣が「公主」に戻れたけど、できの悪い弟の太子のせいでまた一苦労という一幕が始まりました。
李長歌の方は、阿詩勒隼と阿詩勒涉尔の争いに巻き込まれる形になりました。
この二人、争うように大可汗にたきつけられてきた結果もめてるんですが、元はそう仲が悪くもなかったようです。
阿詩勒涉尔は現大可汗の兄、前大可汗の子で母は何代か前の可汗の元に嫁いできた隋の公主、歴代の可汗が死ぬと次の可汗にと順に送られているわけです。何事につけても阿詩勒隼にかなわないという阿詩勒涉尔自身の嫉妬心、彼を担いで次の大可汗にして権力を掌握したい取り巻きたちが次々仕掛けてきた挙句に、阿詩勒隼の育ての親が命を落とす。
そうなったのは自分の責任だと姿を消した李長歌。彼女を追って、阿詩勒隼たちも中原にやってきて舞台がまた変わりました。
李長歌は神医孫思邈と彼を守る游侠司徒郎郎と出会い、司徒郎郎から越女剣を伝授されます。私的目の安らぎは澤蕪君@陳情令の劉海寛と薛忘虚@剣王朝の李光复💦
二人と共に、洛陽で難民たちを助けている静澹真人の道観に身を寄せることになります。
皓都に発見された李楽嫣は以前の頼りない公主ではなく、民衆の苦難も思いも肌で知って自分の立場と責任をしっかり認識した自立した人物に変わっています。
そして洛陽に皇帝の名代として疫病や飢えに苦しむ民衆をなだめるためにやってきたはずの太子がただ楽をしたい遊びたいでも、自分はえらいというどうしようもない弟だとわかっているので、弟をサポートするために洛陽に残る。
阿詩勒隼は途中で㮶州城を守って死んだ公孫恒の遺児や旧部に出会い合流して李長歌を探すことになる。
こうして続々と洛陽に集まってきました。まず、李楽嫣と長歌が道観で再会、皓都たちには長歌の存在は明かせないので、こっそりと道観にボランティアにやってきたりしています。
長歌を探す阿詩勒隼も彼女の傍まで来てますが、朝廷の杜如晦も彼女の存在に気づいています。
というところで、悪ガキ太子を利用して一波乱起こそうとする一味が・・・
こういうシーンが出てきたんですが、呉磊もすっかり「パパ」してる~とか思ってしまうのは小さい子役のころから見てるからです。同じような年齢の陳飛宇とか王一博とかが小さい子抱っこしていてもそんな感じはしないから、なんかたまにしか合わない親戚の子でも見てるような気分w
舞台が草原から洛陽へと移り、また新たなキャラも出てきました。今回視聴分で半分を超えたことになりますが、どう結末付けるんでしょうかね?阿詩勒隼と長歌は砂漠にでも消えていきそうな気がするんですけどね~李楽嫣は?歴史の中にどう着地点を持っていくのかが楽しみのような、ひやひやするような💦