33~43集(大結局)
相変わらず私の見たい古装ドラマは出てこない。そんな状況で守備範囲外のドラマにも手を出しているこの夏。
おしまいまで見ました。結論から行くと、なかなか興味深くおもしろく見終わることができました。
今回視聴分では、陳独秀や李大釗たちが中国共産党を立ち上げるまでの話が次々と展開。新文化運動から五四運動前後の人間ドラマが一気に共産党結党への物語に集約されていきました。むしろ、あまりにテンポよく各地で小組が結成されていくので、これまでの物語とのタッチの違いにちょっと戸惑いました。
ここまでは当時の中国国内や国際社会の状況を背景に新文化運動を主導した人々の思いや活動、周囲の人々を丁寧に描いていたと思うのですが、陳独秀と李大釗が難民たちと出会ってこの国を救うのには共産主義しかないと決意を固めたあたりからピッチが上がりました。
私の知識では登場人物の多くが軍閥などとの闘いの中犠牲になっていくはずだったので、見るのがしんどい気がしてたのです。しかし、ほとんどがこのドラマ以後の話になるので、字幕で各登場人物のその後を紹介するという形になりました。例外は陳独秀の息子二人、共に革命の途上で犠牲になっているのですが、それをイメージした映像が出てきました。この映像をよく見かけるし、新文化運動の前途を見切った陳独秀の犠牲が出ても・・・という言葉で暗澹とした展開を予想してたのです。
でもまあ考えてみれば、これからいい国をつくるぞ!と決意を固めたところで終わる方が結党百年の祝賀にはふさわしいでしょうね。
私の注目する辮髪の老教授辜鴻銘や新青年で共に活動しながらアメリカを手本と師べきと離れていく胡適らが、頑迷な人物、裏切り者的な表現でなくそれぞれ魅力的な人物として描かれていたと思います。
見る前によくハグしあうドラマだと聞いていましたが、そのハグしあうのにも陳独秀が最後にちゃんと理由づけをしていました。これから一体となっていく相手とはハグする、協力し合うけど一体となるわけではない相手とは握手。ということで革命後のロシアからやってきた人物とは握手でした。まあ、そうだろうなとは思うわけです・・・(合体、合作の意味を取り違えてないといいのですが・・・中文素人)
建党ドラマというより建党前史と言う感じの展開でした。歴史の流れや言葉は知っていても、それ以上ではなかった時代が厚みのあるものとして感じられるようになったかなと思います。
ということで、次はなんか途中半端に「続く」になってた「雲頂天宮」ですか?これも古装ではないんですが、ずっと追いかけてる「盗墓筆記」の一部なのでとにかく見るのです。他にはミステリ系の「謊言真探」ととにかく古装劇の「千古玦尘」とかお試し中ですが、思い切りはまれるのがないのが寂しい今日この頃😭
演 員 角 色
张 桐 飾 李大钊
于和伟 飾 陈独秀
侯京健 飾 毛泽东
夏德俊 飾 周恩来
马少骅 飾 蔡元培
朱刚日尧 飾 胡 适
张晚意 飾 陈延年
马启越 飾 陈乔年
曹 磊 飾 鲁 迅
毕彦君 飾 辜鸿铭
何政军 飾 顾维钧
刘 琳 飾 赵纫兰
徐 敏 飾 汪大燮
尹铸胜 飾 吴炳湘
李 桓 飾 易白沙
周显欣 飾 高君曼
杨景天 飾 陈鹤年
杨 杏 飾 易群先
张思乐 飾 柳 眉
武笑羽 飾 江冬秀
高 爽 飾 郭心刚
沈琳珺 飾 李葆华
卢 易 飾 周作人
迟 蓬 飾 葛健豪
林俊毅 飾 赵世炎
查文浩 飾 邓中夏
封新天 飾 张丰载
侯 煜 飾 葛树贵
谭 洋 飾 汪孟邹
郑 昊 飾 董必武
舒耀瑄 飾 林 纾
朱泳腾 飾 邵飘萍
牟 星 飾 白 兰
職員
出品人 刘国华
制作人 刘国华
導 演 张永新
編 劇 龙平平