１６～３１集
おもしろくないわけじゃない、優先順位が低いわけでもない、なのにどうしても視聴が遅れ気味で、もう配信も終了してしまって焦り気味です。
このドラマの面白さは緊張する場面とホッとする場面の切り替えの妙だとTwitterでおっしゃっている方が見えましたが（違ってたら申し訳ない）私もそう思います。
ただ、どうしても前作二つを見ていると主人公許一城の最期を知っているので、このドラマどこまでやるんだろう、主人公銃殺で終わるわけ？とか思うとどうしても今一つ視聴意欲が盛り上がらないのです。
本当のところどうなっているのかは知りませんが、「琅琊榜」の第三作が若いころの蕭選（後の梁帝）、林殊の父林燮、言闕の話とか聞くとやめといて～と言いたくなるのです。その後の運命を当然知ってるわけで、見るのがつらい。てか、そんなの見たい？
ドラマでも小説でも前の時代を描くってのは難しいと思います。「盗墓筆記」の前時代を描いた「老九門」とか、やっと待ってた配信が始まった「鬼吹灯之雲南蟲谷」のシリーズなんかはその辺の扱いがうまいな～と思わざるを得ない。
と、毎度話が本筋からそれてしまいますが、まああれこれ思いながら、すっかりペースの戻った中華ドラマライフｗ
ちなみに「慶余年」の方は、「琅琊榜」になって、死闘を繰り広げて、ルーク・スカイウォーカーになって、「少年狄仁杰」か何かになって、ただ今「人民的名義」かなんかになっておりますｗ
話半分も読み取れてなくて、ほぼ脳内で勝手に話を補充している感じですが、でもおもしろい。やめられない。
で、許一城。劉親王との結婚に追い込まれた海蘭珠を結婚式の現場から連れ出すという「卒業」パクったね～という派手な一幕で無事に彼女と一緒になりました。
さすがにサイモンとガーファンクルは流れなかったｗ
空中飛んで花嫁攫うとか、気球で逃げるとか、まあ派手なことです。気の毒な王爺、花嫁とられましたw
そして、老朝奉の五脈への攻撃が陰険にしつこく、続きます。いかにも「魏君子」ないい人の顔を見せていた王宇恒が老朝奉の正体ということはここでは視聴者には秘密にもされていませんが、ドラマ内では謎の勢力からの攻撃に五脈の危機が迫っています。
その手先として使われている、というか老朝奉の五脈攻撃の場面の「ガヤ」に使われている北京の有名な骨董街瑠璃廠の老板のみなさん。あまりになさけないんですが、どっかから苦情は来ないもんですかねｗ
ずっと謎になっていた老朝奉の正体は唐の時代に「六脈」を追い出された「紫門」の門主だったのですが、なんとまあ気の長い話だとあきれてしまった。
老朝奉の罠にはまって殺人犯として処刑寸前の許一城を若者たちや海蘭珠が救い出し、老朝奉が仕掛けてきた骨董の目利き勝負に対応します。
若い世代の活躍もたくさん描かれていて、冒険ものの色合いも濃いのは私好み。
この骨董の目利き場面が「国宝級」という文物を投げたり、回したりとジャグリングか何か？というのは以前からですが、さらにグレードアップしてますね。絵画の目利きしている場面なんか、武侠ドラマか幻玄ドラマかと思ったw
許一城に敗れた王宇恒は屋敷に火を放って自死？んなことはないな～生きてるぞ、きっと。
そして、彼の子どもを妊娠してる沈家の娘沈玉熙は傷心のまま家を出ていきます。この辺が次の世代の話につながるわけか・・・と一人で思っているところ。
ここまでで王宇恒の企みを砕き、五脈を守った許一城は、ようやく海蘭珠と共にイギリス留学にでていこうとしています。ところが・・・とここから次のエピソードに入ってきました。
たくさんのキャラが登場してきていますが、最初からずっと出ていた許一城の親友陳維礼が日本人の密談を聞いて部屋に探りに入ったところを見つかって殺されます。
一城の傍にいつもいた気のいい友人でしたが、番組の内容紹介に「親友を殺された許一城が復讐の・・・」とかあるんで、まさかこんなに長く登場シーンがあるとは思わなかった。ちょっと内容紹介早まってる感じですな～
で、このとっても人のよい陳維礼、中の人は「開封府伝奇」であの性格のこじれた張子栄を演じてた鄭斯仁。同じ人とは思えないｗ
なんか見るものいっぱいになってきたんで、取り急ぎ今までの視聴分でした！３週間ぶりの更新。さて、次はいつのことになりますことやらｗ
