21~30集
ちょうど話の区切りがよいところが、数的にもちょうど区切りがよかったのです。こういうのは感想文ブログ書くにはありがたい。
中華サイトをチラ見するとこのドラマ、あまり評価が上がらない割には播放量はけっこうあるとか・・・原作や演員のファンでドラマには興味がある、でも期待したような内容ではなかったということなんでしょうか?
迷子的には結構楽しく見ていますが、九州系列に期待するスケールの大きさを言う点では海上牧雲記や縹緲録には及ばないような気がしています。ドラマの類型を何か一つに絞るとすると、このドラマは恋愛ドラマじゃないでしょうか?
でも、そんなにピンクの背景に花だのハートだのが飛び交ってるようなものじゃないので安心して見ていられます。
ということで、ドラマ内にはメインのカップルが三つ。
まずは主人公の方海市と方鏨明。お互いに愛情を持ちながら、師弟関係であるということ、方海市は男性ということになっていること、方鏨明の柏奚という秘密がネックになります。もっとも原作によるともっと大きな障害があるようですが、ドラマではどうするんですかね?
二つ目は皇帝帝旭と緹蘭。さんざん嫌がらせをしてきた帝旭が彼女に愛情を抱くようになってきました。これまでが嘘のようです。人が替わったように穏やかな帝旭と緹蘭の様子です。しかし、彼女、大徵皇帝の元にやってきた目的はただの和親なんですかね?疑い深い視聴者💦
三つめは方海市の兄弟子方卓英と綾錦司の柘榴。彼女は方鏨明の昔の婚約者であった叔母鞠七七の陰謀に巻き込まれて失明。叔母の後を継いで綾錦司の典衣となります。姿を見せずに風神のふりをして彼女と交流してきた方卓英は今度は本人として柘榴に近づいていく。こちらの関係は何かほほえましいのですが、方卓英にも何やら秘密がありそうです。何しろ右の演員の下に役名が三つw
この三組のタイプの違うロマンス展開と帝位を巡る陰謀が並行して展開した今回視聴分。
帝旭が儀王の反乱で行方不明となり皇室の身分を失った一族を探す。そこで見つかったのが妹の褚琳琅、早速帝姫として宮中に戻らせる。この彼女が方鏨明に目をつけ、駙馬に望んだところで、方海市大ショック。皇帝の命だから逆らえない。
ここで方鏨明と方海市の関係をプッシュするのが黄俊捷演じる周幼度。おいしい役です。
帝姫と方鏨明の婚儀が行われるその時に・・・まあ、無事に終わる結婚式というのもあまり見かけないのが中華古装劇です。今回は陰謀合戦の舞台となりました。
前の話で北に逃亡した反逆者も出てきて、このあたりの話がひと段落。次は北の部族鵠庫との直接対決?
そこに三つのカップルの恋愛模様が絡むというわけでしょうかね。そろそろ方海市の髪の毛バサ~~とかからの身バレとかも出てきてもよさそうです。「中華ドラマあるある」からの妄想wもっともこの秘密、結構大勢知ってる・・・
演員的には湯干自って李泰@倚天屠龍記宋青書だとか喜んでいます。方鏨明にそっくりと言われているという設定の周幼度には黄俊捷、彼「三生三世枕上書」の白真、「盗墓筆記之重啓」の張起霊とか最近よく見かけます。それに、ウザキャラかと警戒したらそういうわけでもなかった帝姫の葉青は「歩歩驚心」の玉檀。彼女もチラチラ見掛けます。というか、「歩歩驚心」が強烈な印象残してます💦
そういや冒頭で子ども時代の海市を救った鮫人の琅嬛が董璇@「三国機密」の任紅昌なんですが、鮫人の造形って誰がやっても今一つだな~林志玲だの李治廷だのもアレだったしな~と演員さんに同情。
皇帝の弟、「僕は頼りない役立たずの遊び人です」アピールしてるけど、ほんまか?ということで、残り18集が楽しみです。