25~32集
朝、寝ぼけ眼で新聞めくったら、どーんと「狼殿下」の全面広告にぶつかった本日。
ほんとに隔世の感があります。
この「狼殿下」二度目の琅琊榜ツアーで訪問した象山影視城でちょうど撮影中だったようで、同行者には雨の中歩いていく演員の姿を見かけた方も・・・今でこそ、王大陸だ、肖戦だ、李沁だ~と言ってますが、当時は王大陸の名前をかろうじて知っている程度。彼らがこんなに日本でネームバリューを持つようになるとは想像してもいませんでした。
で、今視聴中の「雪中悍刀行」ですが、これも日本で出たら全面広告ど~ん間違いなしかと思う視聴者がここにひとり。
今回の視聴分、徐鳳年一行は江南の楊城、報国寺から徽山、そしてまた龍虎山へと移動しました。
報国寺では楊城の論客相手に舌戦を繰り広げてやると意気込んで出ていくので、つい「慶余年」のあの酔っ払い范閑の唐詩連発を思い出しました。でも、今回はそういう展開ではなかったwまあ、そりゃそうでしょう。
徽山では老黄と江湖をさまよっていた3年の間に知り合った、というかちょっかいを出して嫌われている軒轅青鋒と出会います。そして徽山の権力争い、後継争いに巻き込まれます。
軒轅青鋒を演じているのは李純、ちょっと強烈なキャラかと思いましたが、けっこうマイルドでしたw
ここでも娘のことを案じて大いにたくらむ父が登場。一体いくつ錦の袋作ったんだという視聴者の当然の疑問をキャラが突っ込むのが愉快です。
武芸なんかできない顔をしていた人物が実は達人とかありそうな設定をおいしく料理してくれていました。
そして、次はまた龍虎山へと戻っていくのですが・・・龍虎山での四大天師の一人、趙丹坪から徐鳳年の大黄庭を廃するように脅迫されます。けど、徐鳳年の「両方ともほしい」という一言で悟りを開いた李淳罡がすさまじい力を発揮して、龍虎山の刺客たちを寄せ付けない。
徐鳳年と同行している姜泥は自分を迎えに来た曹長卿と共に故郷に戻り、西楚の公主に戻ることを決意。徐鳳年と彼女の間には憎まれ口をたたきあいながらも、互いを思いあう気持ちがあるというのは皆が見て取っていますが・・・とにかくしばらくしたらお別れということになりました。
この李庚希の姜泥、原作ファンからはあまり評判がよくないそうです。可愛くっていいじゃないかと思うのですが、本来は徐鳳年より2,3歳年長の絶世の美女設定だとか・・・それだと確かに妹キャラの配役では文句が出そうです。
都で無聊をかこっている、というか皇帝たちに無言の圧力をかけている父親の徐驍はようやく皇帝から徐鳳年の後継を認める詔勅を引き出す。上柱国という身分を返上することが引き換えですが、名目だけの肩書を捨てて実をとったということですね。
で、徐家の周辺では彼らの命を狙う刺客たちがうじゃうじゃしています。そのほとんどを仕組んでいるのが、趙楷。彼は最終的には皇位を狙っていて、望みは大きいし、決してへこたれないのですが・・・気の毒なくらいうまくいかない。
徐鳳年を幻想の世界に引き込んで倒そうというアイデアも、徽山の内輪もめにつけこんでというのも、あれもこれも失敗。なんかもう見てると気の毒になってきます。そのうち不憫な趙楷をめでる・・・とかいうタグができてきそうなw
今回視聴分で32集、残り6集となりました。今回は龍虎山を過ぎて、武帝城でエンディングでしょうか?第2季の話も見かけるようになってきました。間違いなく制作してくれ~と思うのですが・・・「慶余年2」はどうなった?
それより「雪中悍刀行」が終わった後はどうなるんでしょう?しばらくはWOWOWの陳情令祭りで食いつなぐことになるんでしょうか?なんか不安・・・