13~22集
第1季にあたる「與君初相識」後半部分クリア。
第2季「恰似故人歸」もまもなく出てくるはず・・・とにかく出るのは出るんですなw
紀雲禾と長意がバカップル化するんじゃないかとひやひやしてましたが、そういう方向には進みませんでした。バカップル化していたら、視聴放棄してたはず・・・
彼らの他にも数組のカップルが登場します。それぞれ事情があって、愛してます♡=恋愛関係成立とはならない。カップルのどちらかがその気になる→相手は誤解してorその気がなくてorあれこれしがらみがあってそっぽ向く、両方がその気になる→どっちかが死んでしまうとかとにかく素直にラブラブ展開とはならない。
唯一はた迷惑ながらも最初から一応両想いでカップルになってるのが、反派の仙姫と彼女を「愛玩」し続ける仙師なんでしょうか?でも、この組み合わせも絶対仙師が作った妄想みたいなもんでしょう。
恋愛ドラマとしては、最後になるまで主役カップルが円満に収まる予定はなさそうです。最後になってもどうなることやらw
なんというか各カップルの片方がいろいろ好調になると、相手は殺されたり、監禁されたり、いろいろひどい目にあったりするんですよね~片方が上がるとその分反対側が下がる連通管みたいなもんですかね?
どちらかと言うとダークな展開が続くからでしょうか?突然、紀雲禾にくっついてる胡蝶精洛錦桑とはぐれ御霊師空明のけたたましいコメディ展開が入ってきましたが、フワフワ幻玄劇じゃないからあまりにもタッチが違い過ぎて木に竹を接いだような感じでもぞもぞする。無理にコミカルなシーン入れてくる必要もないと思うし、入れるならもう少しうまくやってほしい・・・
全体の流れとしては、万花谷から仙師府へ、狐族のいる北の地へと舞台が移っていきました。長意と紀雲禾が互いを救おうとして自分を犠牲にしようとする、仙師府に囚われた紀雲禾、仙師府に反旗を翻そうとする勢力を結集していく長意と話が進み、紀雲禾を救出し反乱軍が当面の勝利を得たところで「與君初相識」はエンドマーク。
さりとて、何もカタが着いたわけではなく、これからますます揉めるだろうとしか思えない終わり方。でも、すぐ残り半分が出てくるんですね。あてにしてますよw
囚われているにもかかわらず力をつけていく紀雲禾、長意は登場時点とは打って変わって反仙師府グループのリーダーとして周囲を仕切っています。これからが世界の行く末をかけた話になっていくのでしょうか?
万花谷で紀雲禾たちを威圧していた谷主の上には仙師府があり、その仙師は天庭に従ってる形ですが天庭を統べる天君はまだ幼く仙師の意に逆らうことができない。
とはいうものの万花谷も鮫族も狐族も支配下に押さえつけているはずの仙師にそれだけの圧が感じにくいんですよね。恋狂いのあまりめちゃやってるらしいのはわかるんですけど・・・まだ上に誰かいるんですかね?
長意は仙師府から紀雲禾を救い出すのには成功したものの、彼女の愛想尽かしのせいで関係はこじれたまま。
紀雲禾は九尾狐の本体を露わにして大きな力を発揮しています。ということは彼女も狐族?長意に愛情を持ち始めた狐王の娘とまたややこしいことになるんですかね?
世界秩序を正そうという話の方も行ったり来たり。仙姫などカタがついたと思うとすぐハイテンションで再登場してくるとか、誰かが死んだ?ほんと?というパタンが続いてきて、同じところをぐるぐる回ってるような感じがしないでもない。
それでも万花谷でのちまちました関係の中での嫌がらせやら恋バナから、広い世界を相手にする話に広がってくれたので面白みが増しました。
「恰似故人歸」では積み残した大量のネタをきちんと回収してすっきりと終わってほしいものです。