1~20集(大結局)
「馭鮫記」後半の「恰似故人歸」を見終わりました。
と言っても、前半の「與君初相識」とは一続き。一区切りもされていません。ただ、片頭片尾の曲が前半にもまして、甘ったるく悲劇っぽい曲調のに入れ替わって、悪い予感・・・
長意と紀雲禾が仲間たちと共に仙師、仙姫勢力と戦うという話にいくつかの恋愛話が絡まっていきます。
そもそも仙師たち一世代上の時代から引きずっている話に、紀雲禾たちがからめとられていて、そこに長意が引きずり込まれてしまったといってしまうと実も蓋もないわけですが、まあそういうことです。
一番迷惑なのはすでに亡くなっている師父寧悉語を忘れられず、彼女と同じ顔をした順徳仙姫を寵愛、好き放題させている仙師こと寧清。
一度は北淵の地を守って死んだはずの紀雲禾をこっそりと復活させ、べたべたと甘やかす万花谷の谷主林昊青も結構キモイ。
この二人のストーカーが諸悪の根源と言ってもいいと思うのですが、ラスボスというわけではない。
どうもこのドラマ、昔からの因縁に現在世代が引きずられている展開と合わせて、死んだはずの人物とかなくなったはずのなんとかが復活してくる展開が多すぎて、すっきりしない。
長意が大婚の夜にこの世を去って・・・というような場面見てても、どうせ死んでないよな~としらけ気分になってしまうんです。同じパタンをくり返すと悲劇も喜劇になってしまいますな・・・
純真な鮫人の少年として登場した長意が紀雲禾と出会い、地上のごたごたにいやおうなく巻き込まれ、とうとう北淵の反仙師勢力を率いる尊主となり、戦いの前面に立ちます。登場したあたりでは、こういう任嘉倫の役も珍しいな~と見てましたが、後半になるといつもの任嘉倫w
彼、確かに美形ですから、それを見てるだけで満足という声もありました。私はそれだけじゃ満足できないんで、なんだかもうちょっとなんとかならんかったかと思うのです。
迪丽热巴の方は、コミカルな元気キャラから病弱キャラ、英雄的なヒロインに悲劇のヒロインとくるくる変わるキャラを演じて・・・と言ってもわりに珍しくない気もする💦
順徳仙姫の郭暁婷は彼女の元ネタ?となった寧悉語と二役やってます。切り替えがうまい。自分を愛してくれていると思っていた仙師が実は亡き師父と同じ顔だという以外彼女にはなんら関心もなかったと思い知らされて、大魔頭へと変身していくあたりの狂気に迫力がありました。
その彼女を裏切る王東の仙師寧清、亡き師父寧悉語の仇を討っていると思って万花谷等に過酷な仕打ちをしていたのがそもそも仇でもなんでもなかったと寧悉語の霊に言われて、あっさり掌を返す。あまりのあっけなさに、こっちがあっけにとられてしまった。
このドラマ、力を入れるところが私の好みとはなんかずれてる気がするんです。こじれた恋愛関係をいくつも持ってきて、挙句に全部収まるところに収めてしまった感じ。すっきりきれいに収まったようで、なんか視聴後感がすっきりしないんですよね~
恋愛ドラマの舞台として幻玄世界を持ってきてるのは理解してるけど、世界観に広がりがないせいですかね?鮫人世界も、天君が仕切る世界も全貌が見えないままだったのが残念です。
演 員 角色 配音
迪丽热巴 飾 纪云禾 乔诗语
任嘉伦 飾 长意 张杰
肖顺尧 飾 林昊青 史泽鲲
郭晓婷 飾 顺德仙姬・宁悉语 徐畅繁
范 桢 飾 雪三月 贺文潇
此 沙 飾 离殊 刘思岑
胡意旋 飾 洛锦桑 刘晴
王子腾 飾 空明 弋凡
王 东 飾 仙师 敖磊
童 蕾 飾 青姬・附灵 邱秋
海一天 飾 林沧澜 汤水雨
王一菲 飾 卿瑶 曾梦玉
陈冠宏 飾 思语 乔苏
何羽霄 飾 天君 锦鲤
付宏声 飾 卿玄 言浩
萨顶顶 飾 姑获鸟 阎萌萌
刘湘格 飾 朵朵
郑国霖 飾 宁若初 许凯
谭 凯 飾 四方神君
张晞临 飾 合虚神君 赵铭洲
何中华 飾 鲛王
傅 隽 飾 东濂长老 李宇峰
李 燊 飾 姬成羽 小蛇
王钧浩 飾 瞿晓星 张思王之
出品人 赵依芳、傅斌星、孟钧
制作人 杨柳、张元欢
监 制 刘智、谢颖、王莹、李东、刘佳莉
原 著 九鹭非香
导 演 朱锐斌、古志威、蓝志伟
编 剧 李晶凌、江莱、卢晓丹、乾诗
美术设计 邵昌勇
动作指导 范一竹、张乐
造型设计 陈同勋
服装设计 龚建波
视觉特效 钟港