1~18集
このドラマ、「玉面桃花総相逢」と華やかなタイトルなんですが、元は「屠户家的小娘子」ずいぶん雰囲気が違いますw。日本でつけるキラキラ邦題みたいじゃないですかね~w
積極的に見るつもりはなかったんですが、見始めるとテンポよく話がすすんでいくので視聴意欲満々のドラマを見る合間についつい見続けてしまいました。
話はとりあえず契約結婚をした主役CPの話、地方の街で起こる事件と彼らが巻き込まれていく朝廷がらみらしい陰謀がメイン。
けたたましく不条理ですぐ暴力を振るう女主は苦手なタイプなんですが、自分の過ちを認める素直さがある分、あれやこれよりはずっとまし。
男主は父の遺志をついで民衆を愛する官僚になると決意している許清嘉。彼は子どもの時に両親の死によって無一物になって、すでに結婚相手と親同士が決めていた雲莱鎮の胡嬌の家に転がり込みます。肉屋をしている彼女の家では清嘉が科挙に合格するまで援助を惜しみません。
そして、数年後彼は榜眼となって雲莱鎮に戻ってきます。宰相からの縁談も断って、胡嬌と結婚するために戻ってきたのに、胡嬌はそんなのいやだと結婚拒否。しかし彼の行状が美談として皇帝の耳にまで届いていて、ここで結婚しなければ皇帝をだましたことになって清嘉だけでなく胡家も罪に問われると二人は契約結婚。
式を挙げた二人は、許清嘉が県丞に任じられた上庸に移ります。
三年経ったら離婚する、その間に胡嬌が店を持って自立できるだけの貯金をするというのですが・・・とにかく胡嬌が好きでたまらないスパダリ許清嘉とやりたい放題で言いたい放題の胡嬌の組み合わせ、許清嘉は文人で武芸はできず、肉屋の店を切り盛りしていた胡嬌は武芸もでき、すぐに肉切包丁を振りかざす。
正義感が強く悪事は我慢できないというのは共通している。血の気が多くて衝動的な胡嬌に、冷静沈着な許清嘉かと思えば、結構両方がカッカとなっているw
この二人が許清嘉の任地で地方官の悪事にぶつかり、それを解き明かしていく。
で、胡嬌が許清嘉に書かせた離婚届を破り捨てて、本物の夫婦になるまでに全36集の半分までかかりました。
上庸での働きを認められた許清嘉は今度は襄州の通判に昇任。
演員的にこれまであまり見たことのない人がほとんど。
記憶にあったのはふたり。
まずは、寧王の王若麟、「山河令」の趙敬ですな。
それに男主の許清嘉が佟夢実。もちろん「慶余年」の五竹叔ですが、個人的には「神雕侠侶」はどうなった?気分。
女主胡嬌には張含韵、「蘭陵王妃」で主役をしていたそうですが、私は見てない。ただ彼女の「胡嬌」が「成化十四年」で女装した官鴻に見えてしまってほんとに困惑。メイクの関係ですかね~
「山河月明」や「且試天下」と並べると低予算ドラマとは思いますが、くどくもないし、女主の不条理にけたたましいところも落ち着いてきたので、視聴継続。
惰性で見てるような感じがないわけではないですが、話の展開にウザいところがないのとテンポがいいので軽々と半分クリアしてしまいました。
ほぼ同時期に配信されていた「祝卿好」とかはどうなんですかね?こちらはさわらずに捨て置いたままなんですがw