江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

月昇滄海 その2

星漢燦爛・月昇滄海31~37集というか

月昇滄海4~10集というか

 

 とにかく先週更新の6集プラス1です。切れ目間違いましたw

 今回視聴分では程少商は皇后のもとで凌不疑の伴侶にふさわしい教育をうけることになって舞台は程家周辺から宮中に移動。彼女の「相手」も一族やら貴族の娘たちから、皇帝周辺の公主や親戚になってパワーアップ。

 皇帝にも皇后にも気に入られた少商が生き生きと才能を発揮、それがまた五公主や洛陽王妃の怒りを募らせるという宮廷ドラマでよく見るパタン。最初の方では、世間知らずで気の向くままに好き放題していた程少商が、多くの人と触れ合い、教養も身につけていきます。それでも、やられたらやり返すという姿勢はそのまま、より狡猾になってるような気がします。


 彼女に対する攻撃は絶対許さない凌不疑のスパダリぶりは相変わらずですが、自分を頼ってこない程少商に不満を感じてもいます。

 

 この辺の描写はそこらへんの幻玄ドラマでいちゃついてるだけの主役CPとは一味違いますね。

 

 凌不疑は自分の祖父、母の復讐を果たすという目的に向けても、着々と計略をすすめているようです。ところが、このドラマ、こっちの方をしっかり見せてくれない。

 こっちをメインにしたら「琅琊榜」とまではいかないものの結構おもしろい謀略ドラマができたんじゃないかな~

 

 凌不疑と程少商は、皇帝の叔母洛陽王妃、その娘、その孫と皇帝にとってもうっとおしい存在を朝廷から排除する、ついでに凌不疑の母から正妻の座を奪った淳于氏をやっつけ、今度はやりたい放題のわがまま娘五公主を幽閉に追い込む。まさに順風満帆の二人です。でも、そろそろ冷や水ぶっかけられるんじゃないですかね~

 凌不疑は程少商が皇帝一家の私生活に深くかかわるのは危険だと釘をさしています。けど、おせっかい体質で機転が利き、思い立ったら吉日の程少商はどんどん皇后や太子、太子妃の間に入り込んでいきます。

 この太子、「太子でなければ・・・」と母親の皇后もいうように、気は優しく思いやりがあるが果敢に政治的判断を下すというような資質には欠けている。程少商の助言で、父皇帝から軍の割符を任されるようになったが、それを紛失。これをカバーした凌不疑ですが、このあたりこの後の展開に響いてきそうです。

 

 自分は全面に立たずに周囲の人間たちを使って、邪魔者を排除している感じの皇帝が狙ってるのが何かもこれからでしょうね。

 優し気に程少商に接近してきた太子妃ですが、彼女も内心に真っ黒なものを抱えていそうです。次は太子を巡る話なんですかね?

 この気弱な太子を演じているのは、江澄@陳情令の汪卓成。こじれた夫婦関係とかでやっぱり眉間にしわw

 今回視聴分で一番個人的見どころは凌不疑のパワー系弾琴でした。