江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

県委大院 その1

1~6集

 

 長くドラマから遠ざかっていた胡歌の新作、しかも正午陽光の制作、とくれば見逃す手はありません。

 配信を待ちかねて、早速視聴開始しました。

 

 ドラマの舞台は、貧しく問題山積の光明県という地方自治体の県長として赴任した胡歌演じる梅暁歌が同僚たちと共に、地方ならではの因習や人間関係とかなんとかに苦労しつつ、光明県を豊かな地方にしていくという話ということでよさげです。

 

 同じ正午陽光制作の王凱主演の「大江大河」はビジネス、黄軒主演の「山海情」は農業をメインにそれぞれ極貧の地方の農村で生まれた青年たちが貧しさと戦い、仕事に挫折しながら、豊かになっていくという話でした。

 今回は、「大江大河」でも「山海情」でもたびたび登場している地方をリードする立場の県の幹部たち、役人たちを主人公に光明県の変容を描いていくようです。

 

 ドラマを見ていく中で、日本人視聴者が混乱するのは中国の行政単位では「市」の方が「県」より上位ということでしょうか。わかっちゃいるけど、毎回あれっと思っちゃいます。今回の舞台は、北岳省→新州市→光明県→城関鎮・原平郷・鹿泉郷で、さらに鹿泉郷の下に長岭村があるという構成のようです。

 

 そして、市から県長に任命されて、光明県に赴任した梅暁歌は同時に県共産党の副書記ということにもなります。この行政官と党役員の二重身分というのも、日本人視聴者にはわかりにくいポイント。

 そこへたくさんの登場人物の役職と名前が冒頭から滝のように出てくるんで、いっぺんに覚えきれるわけもなく、いつものように「ま、いっか~」と視聴継続。

 

 梅暁歌は早速住民や墓地の移転問題に直面しています。さらに、中央が環境問題を重視するようになって、光明県でも水源地の保全、豚の屎尿の処理とか工場の安全管理などに緊急の対策をしなければならなくなりますが、とにかく予算がない。住民たちも決して協力的とは言えない。そこへ「親戚だから」と特別扱いは当然という住民たち、わかっちゃいるが金がないあきらめ顔のスタッフと八方ふさがりな感じです。

 

 県の状況は、こちら。官方の微博から拝借。

 

 

 とまあ、できる県長梅暁歌の活躍はこれからが本番。しかし、なんちゅう役名つけるんだ🤭

 けれど、このドラマに関心が集まっているのはストーリそのものより、胡歌をはじめとする演員の顔ぶれでしょうか。

 とにかく豪華メンバー。

 主役の胡歌を筆頭に、光明県県委の書記呂青山が黄磊、副書記艾鮮枝に呉越、役所の新人林志為に張新成、県委のメンバーに劉涛、光明県に所属する郷鎮の書記の顔ぶれに王驍、寧文彤がいて、移転を断固拒否してる頑固住民が尤勇智、隣の県の県長曹立新に李光洁、梅暁歌の元カノ?が万茜、退職した県委書記が孫淳とかもう書きだすとキリがないくらいお馴染みの顔がずらり。それを眺めたり、これまでの正午陽光のドラマで見た顔を探したりするのも今回のドラマ視聴の楽しみです。

 

 なお、ドラマ開始時の役職等は立て続けに出てきてとても覚えきれないんで、こちらを参考にしています。というわけで、自分のために貼っておきます💦

 一番上の右下を見ると王永泉、王宏父子が父子役を演じている様子で、こちらが登場してくるのを楽しみにしております。


 興味のある方はYoutubeでも公式が配信してますので、覗いて見られてはいかがでしょう。