江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

県委大院 その2

7~12集

 昨日の配信分までです。
 
 水源地の環境保護のために違法な建築物を撤去したい県政府。ところが、そこに一番古くからあるのはかつての県書記周良順の家。彼は正式な手続きを経て、ここに家を建て、美しい庭を造り快適な退職生活を送っています。後からできたのがみな不法建築・・・
 周良順は率先して政府の方針に従うのが老共産党員の役目と、移転に同意します。この格好良く退場していった老書記を演じているのが孫淳。

 

 彼がインタビューに答えているのを聞いて、それまでてこでも移転を受け入れなかった尤勇智演じる老邱も引っ越しを決意。こうして城関鎮での土地再開発関係の問題は一応決着。

 

 これを置き土産として、呂青山@黄磊は県書記を退任、後任として梅暁歌が県書記に、県長の後任には艾鮮枝@呉越が任命されます。

 

 早速、これまで光明県が抱えていた問題を洗い出し、一変しようと頑張る・・・という意気込みでしょうが、長年の旧弊はそう簡単には改まらず、先立つ予算もないところから前途多難。

 まずは市から予算を得ようとしますが、他の県も予算が欲しいのは同様。仁義なき予算ぶんどり合戦が始まります。

 市の重役を現地調査に招き、そのために私的な人脈も駆使して、やっと実現にこぎつければ、食事の途中で他の県に肝心の市の幹部を連れ去られてしまうとか、もう笑えるくらいの激しさ。

 県委の幹部が必死になっているのに、今一つ危機感のない担当者が道を直したと言っても雨が降ったらどろどろ、書類にはミスとか、笛吹けど踊らず・・・

 牛の売買では、ただの牛に色を縫って乳牛と見せかけて売りつけるとか不正が発生、それがネットに拡散されてしまう、

 

 これが片付けば、次は商売人たちから持ち出された県の手続きが煩雑すぎる、衛生的な街を作るという目的でいろんな担当部署がやってきては罰金を取っていくなどという問題が梅暁歌たちの前に立ちふさがります。

 

 県委の仕事以外のところでも話が進みました。

 万茜が演じる喬麦は元カノかと思いましたが、結婚していました。喬麦は新州市の幹部として赴任して、それぞれ単身赴任状態なんですね。この夫婦関係の今後にも注目でしょうか?

 張新成の林志為は仕事ぶりを認められて、艾鮮枝県長の秘書に抜擢されます。個人生活では母親が強烈に押し付けてくる見合い相手が同僚の江霞ですが、すでに彼には意中の人がいて、なんか厄介なことになりそうな?

 

 12集に来て、王永泉と王宏父子が食堂の主とその息子で登場しました。

 梅暁歌はこの穆父子を足掛かりに商店の店主たちから実態を聞き取り不満を吸い上げようとします。

 

 前の配役にばかりこだわっているのはいかんな~とはわかっていても、やっぱりつい気になってしまいますね。