1~12集
頭に「新」とついてるのは「少年包拯」というドラマが2019年にあったからです。
そして、私はちゃんと見てこのブログでも取り上げてました・・・けちょんけちょんに💦
さらに悪いことに、第1集見るまですっかり忘れてました。
そういやロゴ一緒ですw
見始めて、思い出したんですけどね~その時のブログがこちら。少年包拯 - 江湖迷人
お暇ならリンク先に飛んでもらうとわかりますが、今回最初のエピソードを見て思うことはほぼ一緒。
演員は総とっかえですが、導演と編劇は一緒で、話も「少年包拯」のダイレクトな続きになっています。だから、ストーリ展開や設定に同じ感想が出てくるのしかたない。せめて新しい演員陣に何か見つけようと思っても、これがまた・・・前作の方がまだよかったかもと言いたくなるレベル。
ドラマを見て言いたい放題やってるわけです・・・
人気がある、ない。
大作である、低予算である。
良質である、ない。
著名な明星が出てる、出てない。
評価が高い、低い。
等々の評価を押しのけるのが、
自分の趣味嗜好にあっている、いない=私にはおもしろい、おもしろくない。
なのですが・・・
困ったことに、このドラマ、予算はなさそうだし、著名な明星はいないし、とても質が高いとは言えないし、人気も評価は低そうだし・・・とマイナス要素ばかりが目につきます。
別に低予算でも明星いなくても質が高いと言えなくても、おもしろいドラマも少なくないのはもちろんです。ところが、このドラマを正直さほどおもしろいと思って見ているわけではないのに、なぜか「県委大院」とほぼ同じペースでリアタイしてしまっているんです。どうしてなんですかね~自分でも苦笑するしかないです。
一応これでも「包青天」ものだというのもありますが、「星河長明」に視聴意欲が湧かないというのも大きそうです。
ま、ともかく・・・
前作と大きく違っているのは、包拯の顔が目立って黒くなったということでしょう。前作の夏志遠の包拯は黒くしていたつもりらしいけど白かったw
どっちかというと丸顔系の包拯、長い顔系の公孫策、そしてちびっこ展昭という組み合わせは今回も同じ。
前回も可愛い少年だけど、武打シーンのない展昭にいらっと来たわけですが、今回はさらにいらついてます。まだ半分見てないからこれから変わるかもしれませんが、今回の展昭はほとんど推理力のないコナン君というか光彦君でとにかく「本小侠~」とか「包大哥~」とよくしゃべる。その分、公孫策の影が薄い。
包拯の顔色が白くても別にかまいませんが、展昭が武芸出来ない武打シーンがないというのはどうにも我慢できないポイントです。
そのくせ、トップに挙げた海報見ると包拯が刀構えてるw
何考えてるんだ?
そもそもこのシリーズが元ネタにしたと思う周杰版の「少年包青天」で展昭を演じた当時12歳くらいの釈小龍は少林寺武術を操る小武打星であり、それまでの映画やドラマ同様「少年包青天」シリーズでも大いに武術を披露して活躍してました。
今回のキャストもどうして武術の経験のある配役しなかったんでしょうね?各地の武術学校にいくらでも新たな「釈小龍」がいると思うのですが・・・
前回は包拯の母に苑琼丹、公孫策の父に沈保平、龐太師に邓立民とベテランが顔出ししていましたが、今回も最初のエピソードに寇振海と張春仲が登場して、ドラマをピリッとさせていました。でも、残念なことに彼らが退場するととたんに雰囲気がゆるくなってしまった。
「少年包拯」12集で取り上げたのが「鬼新娘」その後、科挙を受けるために公孫策と共に旅だった包拯たちが巻き込まれたのが「血魂林」の事件で、これが今回視聴分。何でもこの後、「魄灵镇」「幽怨谷」と続くようです。
出だしはかなり興味を引く感じでした。ところが、事件が発生して謎解きの舞台となるのが無極客棧とその周辺の血魂林、登場するのも客棧にいる人物だけ。10人ばかりの彼らの中に被害者も犯人もいるとわけです。しかし、包拯一行が4人、被害者が出るたびに容疑者も減っていくわけで、最後はもうこいつしかないんじゃない?と思えてくる。「明星大偵探」みたいだという評価も見ましたが、少なくとも「明星大偵探」は最後まで誰が容疑者で探偵役なのかがわからないというおもしろさがありますからね~
最後に突然包拯が犯人が分かったと言い出して、罠にかけた犯人に「お前が犯人だ!」とやります。犯人の人は真っ黒けの衣装に覆面して「私が犯人です」といういで立ち。それなのに、濡れ衣だ、証拠があるのかとかさんざん言いつのった挙句に、自分の命と引き換えに娘を救って格好良く退場・・・キャラが分裂してるw
この場に至って初めて公孫策が包拯と並んで、渡り台詞で犯人を追及してますが、もうちょっと見せ場があってもいい。
包拯ら3人に同行する女性キャラは前回にもいた武芸のできる白阮阮と今回登場した南天竹の二人。どうもこの南天竹がすぐに鼻声出して包拯にしなだれかかるのが癇に障る。中華ドラマでは、もうこういうキャラが評価される時代じゃないと思ってたけど、まだ残ってるんですね~
まああまり深い人物描写を求めるようなドラマメイクはされていないので、仕方ないかもしれません。けど、もうちょっと何とかしてほしかった。
と、さんざん文句言っていますが、明日も続き見るんですよ💦