江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

他是誰 その3

11~18集

 見るものさえあれば、ブログの更新もちゃんとできるんですけどね~というわけで、今回も「他是誰」、全24集ですから、ドラマも中盤というところです。

 

 ここまでずっと追ってきた殺人事件の捜査を続ける刑事たちは次々現れる被疑者に翻弄されている、黒社会の方でも聶宝華が握っている電機工場の利権を横取りしようとする動きが陰ひなたに展開して、寧江市には不穏な空気が充満しています。

 ここらへんで、登場人物の個人的関係がだいたい出そろったと思います。

 衛国平と聶宝華、妹の小雨、死んだ陳山河らは電機工場の社宅で共に育ち、陳山河の父は衛国平たちが警察に就職するまでは衛国平と息子の陳山河の上司、師父であった。

 聶宝華に共に電機工場の再開発の利権を握り、ひいては寧江市を掌中に握ろうと現れた女性の敵張公子こと趙世杰。彼は聶宝華の占めている位置を乗っ取ろうとする趙剛とも手を結んでいて、彼らの周辺の部下たち、女たちも最終的に誰の配下なのかよくわからない。

 こちらもドラマの進行と共に次々と局面が変わっていきます。

 そんな中で聶小雨は衛国平との恋愛関係をすすめようとするが、警官と黒社会のボスの妹という立場に縛られている衛国平は彼女を突き放し続ける。衛国平が警察官という立場を離れれば問題は解決すると言われても、8年前の事件の解決、陳山河の復讐に固執する彼には聞き入れる気はない。

 

 衛国平の妹衛暁霞の前には、彼女が車いすの生活を送ることになった王徳発が現れる。こちらもこれから本当の恋愛関係とかになっていくのか、まんまと王徳発の罠にはまっていくのか・・・劉冠麟がコミカルな役から残忍な殺人犯まで演じられる俳優さんなだけに今のところ見当がつかない。

 

 と、なんかややこしい恋愛ドラマみたいになってきたところで、聶宝華兄妹の抹殺を狙う一団が二人を襲う。山道のカーチェイスから始まるこのシークエンスはなかなか見ごたえがありました。

 衛国平は二人に電話で危機を伝えるが、どちらも真に受けない。結果、聶宝華は武器を持った一団に襲われ、聶小雨は車ごと水中に・・・車は引き上げられたが、本人はいない。

 

 彼女の姿を求めて水面を見つめる衛国平・・・いや、別にいいんですけどね~
 そこにべたなラブソングがしんみりとかかってきたのには参った。あんた、楊過か?だまって16年待ってたら?
 とかね~
 
 いやもう妄想がはかどってw
 水中に落ちた聶小雨、目が覚めたら女になってた(太子妃昇職記)は本人男性だったから違うか?それなら、目が覚めたら裸のイケメンに囲まれてた(哦!我的皇帝陛下)(韓国版歩歩驚心)はどうだ?
 とか、どっかで助けられてるけど記憶を失ってる(枚挙にいとまがないw)とかね~

 

 それはそれで楽しいんだけど、あの気持ち悪い薛家健の件はどうなった?と思い切り突っ込み続けた恋愛ドラマ苦手視聴者でした。