1~10集
見るかパスするかとさんざん迷った末に、思ったほどけたたましいラブコメというわけでもなさそうだと視聴継続をしています。もっともいかにもありそうな設定で何となくこの先見えてるw
まあ、さっさとウザキャラ始末してくれないと視聴意欲激減するのは確実です。
女主の聶桑楡は陌玉侯寧鈺軒の第一夫人、悪逆非道のやりたい放題で都で一番の毒婦と呼ばれ、恐れられ、嫌われている。
そんな彼女が崖から川に落ちて、意識を回復したら、以前の記憶をすっかりなくし、天真爛漫で思いやりもあれば商売の才能もあるという全くの別人にかわっていた。夫の寧鈺軒や周囲の人間たちは、彼女の変容ぶりに戸惑う。以前が悪すぎたので皆から敬遠される現在の聶桑楡も記憶をなくす以前の自分の姿に戸惑っている。
まあ、ネタを割ってしまえば、原作では女主のタイムスリップものらしいです。それを双子話に軌道修正して、女主の正体を追う話が一つ。
寧鈺軒は父親を茶幇という匪賊に殺され、その仇を討とうと匪賊退治に力を注いでいる。
朝廷では彼の動きを歓迎しない勢力もあり、その一人凌剣星は表裏あらゆるところから寧鈺軒を攻撃してくる。
この辺での朝廷権力闘争の話と、匪賊立ち相手の戦闘も話のメインでしょうか。
彼らの罠にはまった形で都から何代にもわたっても県令が殺害されているという海坊の県令に左遷された寧鈺軒、置いておくと危険だというので聶桑楡も同行させる。途中で刺客に襲われた一行だが、とにかく危険を潜り抜けて海坊に到着。たどりついた県の衙門は荒れ果てて・・・というお約束展開。
ドラマの見どころは、丁禹兮の寧鈺軒と聶桑楡の彭小苒が角突き合わせながら、だんだんと関係を改善し愛し合うようになるまでということでしょう。すでに寧鈺軒は今の妻が以前の聶桑楡ではないことに気づき、ならばこの妻は誰だと調べ始めています。
加えて、反寧鈺軒の凌剣星その他の勢力、寧鈺軒をこちらも父の仇と追っている蛟龍幇の袁朗たち、新たに登場した海坊の面々とネタをたくさん振りまいています。
もうすでに全38集のうち、4分の3近くが配信されていますから、「答え合わせ」はすぐできるかと思います。
演員的には、物言いたげな大きな目がこういう役によく似合う丁禹兮、ハイテンションなキャラでも視聴者に対して「私ってかわいいでしょ、天真爛漫でしょ、ほめて~」という押しつけがましさをあまり感じないのが好感度な彭小苒に対して、馬可が反派の凌剣星で登場、今回も皇帝役で黄海冰が出てきました。今度の皇帝は少しは役に立つんでしょうか?
そのほか、寧鈺軒の第2夫人で質の低い反派ウザキャラとか彼の表妹、友人たち、聶桑楡の侍女、両親に妹、朝廷の高官たちとかが登場してきています。と言っても、今のところどのキャラも想定内の位置づけな感じで、先の読めない混沌としたところが魅力な「山河之影」とは正反対なドラマ展開をしている感じです。
ということで、息抜きというか気分転換にはちょうどいい感じなのでここまで来ました。
4月に入って何本か新作も始まったので、少しそちらの方も覗いてみたいと思ってます。とはいえ、去年から積み残してあるのもたくさんあるんですよね~なんか視聴するタイミング外すとなかなか「チャンネルを合わす」気になれないものですね~