中国版忠犬ハチ公
なんでこういう間違っても私の守備範囲でないものまで見てしまうんですかねw
しかもどういうわけか最近新藤兼人原作・脚本のオリジナル「ハチ公物語」もハリウッド版の「HACHI 約束の犬」もなんか立て続けにBSで放送されたりして、どうなってるんでしょ?
話題になったと言えば、渋谷のハチ公像がハロウィンに封殺されたとか言うくらいしか思い浮かばないんですけど、何か続けて出てくる理由あるのかな?
と検索してみたら、ハチが生まれたのが1923年11月10日とか・・・なるほど「100歳の誕生日」?みなさんよく気が付かれるもんですな。
まあ、そのハピバ当日にこの中国版を見てたのも何かの縁?
オリジナルもハリウッド版もながら視聴しかしてないんで、三本比較する気はないです。
けど、あまりにも有名なハチ公の話の概要だけは知ってるし、あまり積極的に見たくなかったのですけどね。それぞれの映画では、どう話を膨らませているのかがちょっと気になるのはただの野次馬根性w
とここまで書いていたら、本日NHKBSでハチ公のドキュメンタリまで放送してた。その上にハリウッド版まで今放送してるしwww
昨日、中国版見てたのは本当に偶然なんですよ、信じて💦
この中国版「忠犬八公」、主演の博士陳敬修に映画の「夜宴」や「我不是潘金蓮」、最近見たドラマの「回响」なんかの導演馮小剛、その妻李佳珍に「ラスト・エンペラー」で皇后婉容を演じたジョアン・チェン陳冲という配役には興味があってちょっと覗いてみたというところでしょうか?
可愛い子犬に一目ぼれした陳敬修が妻の大反対を押し切って犬を自宅で飼うことになった。この陳一家と「八筒」と名付けられた犬の生活が描かれていきます。
前半では、陳博士の「犬のいる生活」がいかにも楽し気に描かれ、陳博士の愛情深さ、それに応えて八筒がまっすぐに博士を慕う健気さが伝わってきます。
やがて、毎日博士が出勤に使うロープウェイの駅まで着いてきて帰りを待つ八筒の姿が駅周辺の人々にも受け入れられるようになっていきます。
そして、博士の突然の死。
後半は、八筒が帰らぬ博士を待ち続ける話から、八筒の死までが、重慶の街の変化をバックに展開します。
犬と人が出会い、何ものにも代えがたい愛情で結ばれ、彼らのつながりが周囲の人々にも受け入れられていく優しい話で、やりたい放題の欲深い親戚なんかは出てこなくて安心して見終わることができました。そういう面では、私好みだったかもしれませんね。まだ「田耕紀」引きずってる・・・
エンドクレジットでは、八筒役の犬たちが「演員」として選ばれる様子から、トレーニングの様子、撮影のために市場から買いとられた犬たちが撮影終了後にそれぞれ新たな飼い主の元に引き取られていくまでの様子が流されたのが印象的でした。むしろこちらの方がムネアツな気持ちで見てました。
生まれたばかりの子犬から、ラストシーンの老犬まで全部で18頭もいたとか・・・なんでもハリウッド版では3頭とか4頭とか言う話なので、これは通常より多いんですかね?
なんといっても主役はこの犬たちなんで、手厚い待遇は当然ではありました。
そして、犬と人のドラマは国境を越えて受け入れられるわけですね・・・って私はネコ派なんですが💦
魏嬰じゃないけど、子どものころに遊びに行った友人の家の裏木戸から飛び出してきたたくさんの犬に追っかけられて以来、犬は苦手。藍湛のいない身としては、リアルには避けておきたいんですが、映像だと話は別。まあ映像ならライオンでも狼でも象でも同じことですけどw
でも、博士に拾われたばかりの小さな八筒がリュックに入れられてるところとか・・・やっぱりこんなのずるいですよね~ネコ派なのに、可愛くてたまらなくなるじゃないですか💦
演 員
冯小刚 飾 陈敬修
陈 冲 飾 李佳珍
白举纲 飾 陈远桥
黄楚桐 飾 陈晓舟
钱 波 飾 老马
阳 博 飾 阿明
薛旭春 飾 挑夫小李
刘 军 飾 周幺婶
张 磊 飾 缆车站管理员小刘
钟艾霖 飾 陈新桥妻
谷海蒸 飾 女牌友甲
杜世梅 飾 女牌友乙
职员表
出品人 龚宇、陈辉
制作人 胡正东、许含沫
监 制 叶如芬
原 著 新藤兼人
导 演 徐昂
编 剧 张寒寺、徐昂、李亮文、李林
美术设计 鲁伟、孙琪
造型设计 孔令媛
视觉特效 郭家宥、潘玉山