13~18集
とっても真面目な視聴者迷子です。なのに、5,6日の二日間は配信がなくて寂しい限りです。というわけで、また短め早めのブログ更新になりました。
今年中に大結局まで配信されるようなので、2023年のマイベストは、これで決まりですかね~まさか、この後にもっと面白い武侠劇が出てくるとか、ないですよねw
今回も暴走気味ですが、いろいろぼやかすくらいの冷静さは取り戻して来たかもw
今回視聴分では、いよいよ安国からの都近くにまで進んできた礼王一行。途中で賊に襲われて安国に渡す賠償金を奪われ、その裏で楊盈がこの役目に立候補する理由であった鄭星雲が突然「僕、お休みもらってきました!」と現れ、公主を無理やり連れだす。
ま、やっぱりか・・・な展開になりましたな。
この一連のエピソードで、楊盈はまたしても暗黒面をのぞき込むことになりました。盗まれた賠償金を取り返すべくテキパキと指示を出す寧遠舟、その横で的確な分析をする任如意、それぞれの役目を心得てさっと散っていく面々・・・こういう無駄のないチームプレーが見たかった。
もちろん、その後の川の上でのアクションも十分な時間配分があるし、俳優陣のがんばりはもちろん、殺陣にも目新しさもあって大満足出来ました。
この場面に限らず、アクションシーンもたっぷりです。やっぱり劉詩詩の任如意が活躍するシーンが多い。遠目の場面で使われてる替え身の人が体型から見ると明らかに男性なのはご愛敬でしょうか?
アクション場面だけでなく、主役任如意の人生や思考、目的がストーリを動かしていくのは小気味いいです。男主寧遠舟は「こんなはずじゃなかった」とか思いながら、どんどん彼女に惹かれていくラブコメ的キャラと颯爽とした武芸者、六道堂の思慮深いリーダーという顔が同居しているのがなんとも言えません。
六道堂の面々、安国に着くまでは身内の梧国から襲われ、着いたら着いたで針の筵、無事に取引がすんで梧帝を引き取ったとしてもその帰りもますます剣呑という命の保証がない、というより死が待ち受けてるような任務にも普段のペースを崩さない。
こんな緊張状態の中、任如意と寧遠舟は将来の話をしあうような関係となり、互いに嫉妬心を剥きだし、派手にやきもちを焼きあっています。そして、この二人がツンケンし出すと、その間を取り持とうとするのが公主や六道堂のみなさん。こちら方面では不器用極まりないボスを応援してるような、おもちゃにしてるようなw
二人のキスシーンに花が降ってきたと思うと、公主や于十三たちが一生懸命にまいてたとか、派手にカラスの鳴き声を響かせるとか、もうこの脚本が楽しくてならないです。コミカルなシーンは取り入れ方を一つ間違えたら、ドラマ全体をぶち壊してしまうんですが、かえってドラマのおもしろさを高めている感じです。こんなところでも抜群のチームワークを見せてくれるし、もともとのキャラを少しも壊すことなく、コミカルな場面につなげているのが好感度を高めています。
今回視聴分では、任如意がかつて安国朱衣衛の「尊上」と呼ばれるトップ3の一人左使任辛であった時に関わりあった人物が登場してきます。一人はかつての配下、一人は・・・
今回の視聴分ではやっぱり楊盈中心のあたりはとてもつらい展開ですが、それを補って余りある任如意と寧遠舟のロマンスとそれを「応援する」?「ちょっかいを出す」?一同、美女から逃げ回る于十三なんかの話もあって、みなさん、人生、楽しまなくちゃ損という雰囲気でしょうか?
そして、いよいよ梧国との交渉役に任じられた長慶侯李同光が、梧国の迎帝使一行の宿舎に姿を現し、本格的に話に関わってきました。
が!李同光、君は藍思追だったのか!と突っ込んだ視聴者は少なくないと思う「陳情令」組w
梧帝も安帝もそれぞれの臣下や身内からの評価はさんざんですが、両国の権力争いの行方からも目が離せませんね。
現在、大陸で大人気だそうですが、久しぶりに武侠ドラマが話題の中心という様子がうれしくたまりません。