三大隊(映画版)
2月に見た映画の紹介です。まず一つ目は「三大隊」
ドラマ版も最初の一集だけはみたんです。どっちが先でもいいかな~と思ってたんですけど、やっぱりなんか違うんじゃないか?という気分が強くて、結局こちらから見ることになりました。
なお、ドラマ版の続きは見てません。映画見たら今度は中華サイトにたくさん出てるドラマ版への苦情が納得できる感じになってしまって、どうにも視聴意欲減退気味。犯人も兄と弟が入れ替わっているし、なんか落ち着かない感じもしてます。
ドラマの主役の陳昊とかも好きな俳優さんなんですけどね~
ま、そのうちに、見るかもしれないです。
映画はとにかくドラマより短いから、その間に事件の発端から最後のエピソードまでを効率よく展開していきます。ぐずぐず脇道に話を逸らしてる暇はない。だからでしょうか?十数年にわたる三大隊の物語が息つく暇もなく押し寄せ、それなのに彼らの上に流れた時間をしっかりと感じさせてくれる作品でした。
主人公は張譯演じる三大隊の隊長程兵、彼のチームのメンバーが魏晨の徐一舟、曹炳琨の蔡彬、王驍の馬振坤、張子賢の廖健と程兵の師父楊新鳴の張青良の5人。
強盗事件で出動した三大隊は、犯人の抵抗にあい、犯人の一人を取り逃がしてしまう。その上、逃げた犯人によって楊新鳴が命を落としてしまう。
怒り心頭の三大隊は、捕えた犯人の一人王大勇に激しい暴力を振るい死なせてしまう。このために、彼ら5人はそれぞれに数年入獄することになる。
8年後、保釈された程兵はかつての仲間と共に、逃亡した弟王二勇を探し始めます。先に刑務所から出ていたメンバーはそれぞれに新しい生活を始めていますが、程兵と共に再び「捜査」を始めることを選びます。
ようやく足取りをつかんだ王二勇は名前を変え、住む場所も転々と変えて、なかなかとらえることができません。今は警官ではなく、一般人に過ぎない彼らは王二勇を追って、移動し、それぞれに手がかりを得られそうな職については手がかりを探し続けます。
なお、この王二勇の偽名の一つが「王凱」。王凱はどこだ?王凱を知らないか?とか出てくると笑えてしまって困ったw
当初は元気いっぱいに「三大隊!やるぞ!」とまるで試合前の体育会系のノリでしたが、だんだんと彼らにも家庭や恋愛などの「現実」が三大隊としての捜査を続けることを難しくしていきます。
こうして、犯人に迫っていく確信もないまま、程兵一人が捜査を続けることになります。そして・・・
ストーリにはモデルがあったそうですが、すさまじい執念で王二勇を追い続ける程兵を張譯が演じています。テンション低そうに見えて、実は熱く燃えてるというようなキャラは彼の得意技といっていいですよね。
他の三大隊メンバーもそれぞれキャラがきちんとしていて、この人ならではという配役がされていたのも印象的でした。
この映画、陳思誠がプロデュース、戴墨が導演です。どうも陳思誠はドラマより映画の方が剥いてるような気がしてならない。これだけの長期にわたる物語をコンパクトにテンポよくまとめて、しかも窮屈さを感じさせない手腕はさすがじゃないですか?
というのも、今日はこれからドラマ版「唐人街探案2」を見る予定なんですよね~前作くらい楽しく見られるといいんですけど。
演 員 角色
张 译 飾 程兵
李 晨 飾 杨剑涛
魏 晨 飾 徐一舟
曹炳琨 飾 蔡彬
王 骁 飾 马振坤
张子贤 飾 廖健
杨新鸣 飾 张青良
陈 创 飾 女孩父亲
黄 璐 飾 程兵妻
艾丽娅 飾 张青良妻
高 叶 飾 马振坤妻
张新成 飾 阿哲
张本煜 飾 王二勇
王雨甜 飾 王大勇
出品人 尹香今、陈胜奇、黄珏、傅若清、李捷
制作人 赖维佳、黄一、计婧、张彤、刘沅玟、尧子迎
监 制 陈思诚、
导 演 戴墨
编 剧 张冀
美术设计 陈为任
动作指导 薛飞卫
造型设计 谭小诗
视觉特效 汪晶璞