江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

電視版 グリーンデスティニー

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電視劇 臥虎蔵龍 クリア


個人的には電影版よりこっちのほうが気に入りました。妙な明るさが性に合うって言うか、前後に見てたほかの作品が重苦しかったせいでしょうか。
このところ、電影版と電視版がほど同時に作られた作品を続いてみたような気がします。「七剣下天山」「風雲」ちょっとずれてるけど「HERO英雄」と「荊軻伝奇」、それにこれなわけですが、どうも「映画のがよかったあ・・・」というのがない。もともとずいぶん長い原作を大胆に脚色しないと映画はできないわけですから、そのせいもあるんだけど、どれもこれも電視劇のほうが気に入った。
それはお金のかけ方や映像処理なんかは絶対に映画のほうがすごいんだろうけど、なんかいまいち・・・結局電影版って私の中では「短編」なんですよね、こと江湖なドラマに関する限り。「老鼠愛上猫」(剣客之恋)とか少年時代の林志穎的電影「神経刀譽飛天猫」なんかとってもお気に入りなんだけど、「おやつ」のイメージ。どうも全40集とかになれてしまって、それが江湖なドラマの標準的長さになってしまってるようです。
それにどういうものか、というから長い原作をうんと短くするせいか、なんかどれもこれも登場人物がみんな思いつめた顔してて変な重苦しさがどよんと漂っている。なんていってるくせに、めちゃくちゃ重苦しい「電視版七剣下天山」好きなんですよね・・・
ところで、この「電視劇 臥虎蔵龍」も日本語つきのDVDはダイジェストバージョンだった。かなり上手にしてあったからまあいいけど、李慕白のめがねとか面白いエピソードがまだ残っていそう。PPSかPPLIVEで配信してくれないかなあ、全部みたいなあ。