００７ カジノ・ロワイヤル

あはは、人が飛ばない

久しぶりに「英語」の映画を見てきました。
いやあ、実に「生身」のジェームズ・ボンド。アクション映画って感じが前面に出てて、なかなかおもしろかったです。今度のボンド役のダニエル・クレイグって、今までのボンド役の人に比べて、「色男」って感じじゃなくって、どっちかというと地味めなルックスなんだけど、よく走る、よく殴る・・・
だけど、飛ばないんですよね、やっぱり。
タイトルが終わってすぐの追っかけシーン、建築中のビルに上っていく、クレーン伝いに隣のビルへ、だんだん下へ降りたり、落ちたりして・・・また追っかけて・・・
やっぱり足場がいるわけです、「超人的」なジャンプで隣のクレーンに跳び移っても、「超人」じゃないので、そのまま軽功でひゅっひゅっ、くるっくるっと地面に降りずに追跡を続けて・・・という絵柄が頭に浮かんでしまって、せっかくの「超人的」なアクションがなんか重たく見えてしまったわけです。
映画自体は、面白くて２時間以上あったけど、長さが気にならないくらいでした。お勧め。