江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

江湖事始 その1

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それは 突然やってきた


 江湖にはまった一瞬というものがあるとするなら、それは天山童姥の一声だろうなあ。
あの「くえーくぇっくぇ」をきいた瞬間から、わたしは武侠迷となり、江湖という巨大迷路をさ迷い歩くこととなってしまった。
 射鵰英雄伝はまだらにしか見られなかった。正直言って最初の1~2回の展開についていけなかった。で、当然のように途中で捨てた。
 天龍八部もまだらにしか見られなかった。そのまだらのある日、天山童姥が笑ってた。
よくよく考えてみれば、天龍八部の1回目の放送から数回はきちんと見ていた。木婉清のいでたちの斬新さにひかれて、見出したはずだわ。
 とにかく、そのころは江湖ファッションに魅力を感じるくらいのもので、わたしの心は静かだった。
 そのわたしが!!
 まず、天龍八部のテレビ放送をすべて録画した。VHSでは、6時間、8時間放送に対応できないというだけの理由で、ハードディスクつきのDVDVTRも買ってしまった。
 通してみているうちに、林志頴にもはまってしまった。ついはずみで中国のカラオケVTRまで買ってしまった。
 天竜八部のデータを求めて、アジア各地のHPをさまよい、中国、台湾はもとより、タイやシンガポールのHPがお気に入りにならんでしまった。
 天竜が面白いなら、と射鵰英雄伝も見直し、どうしたわけかこれにもはまった。当然、笑傲江湖にもはまってしまう。
 そういえば、図書館で原作本を見たぞと、図書館に駆けつけ天龍八部全8巻をひっさらってきた。これを5日間で読破。ついでにもう一回読む。返すのがつらくて、全巻購入。
 極めつけは、台湾!!
 もしかして、林志頴のTVが見られるかも、CDが買えるかも、DVDも買えるかも、本人も見られるかも!!!と勝手に思い込んで台湾へ行ってしまった。
 ま、そんなに都合のいい話があるわけはなく・・・
 CDショップで「林志頴 CD DVD」とメモを見せては、「めいよー」と言われる4日間を過ごす。
 最後には、笑傲江湖天龍八部の台湾バージョンDVDを購入。
 中国語の台詞も日本語版を暗記するほど見たせいで、中国語の字幕がなんとなく日本語に見えてくる。
 ・・・・中国語の辞書と中国語会話入門書もかってしまった。
 そんなこんなの半年をすごしたわたし。(たった半年!!自分でもあきれるわ・・)
 でも!!!周りの人は話を聞いてくれない!!
 聞いてくれても、返事してくれない!!
 ヨンさまより、リン・ジィイン!チェ・ジウより、リウ・イーフェイ!!
 
  ああ、また血が騒いできた・・・

写真は台北市龍山寺