江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

大漢天子 パート1

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こんな話だったんだ


黄暁明の「大漢天子」一度覗いてみようと思ってたんですが、今ちょうどⅠ,Ⅱ,ⅢとPPSで配信中なので、のぞいてみたら、びっくり。
武侠劇」ではなくて「歴史劇」なのはわかってたけど、こんな話とは思わなかった。
漢の武帝の少年時代、どういうわけか孫ではなくて次男に皇帝を継がせたい祖母に殺されそうになりながら、結拝兄弟の少年たちや何でも知ってる「占い師」(陳道明なので、うれしい)、それにいろんな女性たちの力を借りて、やっとの思いで皇帝になる。若くて、世間知らずで初々しい皇帝を黄暁明が演じてます。楊過よりも前なんで、若くてふっくらしてる感じ。
この皇帝、あとの続編ではどうなるのかは知らないけど、とにかく祖母と母と親戚一同に牛耳られてて、「国事」も「家事」もなんにも思い通りにならない。その上、親の決めた相手を皇后にしたら、ものすごい焼きもち焼きで「誰のおかげで皇帝になれたの」と迫る(まあ、そのとおりなんだけど)。好きな相手とやっと再会したと思ったら、結婚式の当日に他に好きな人が、と消えてしまう。
まあ、こんなに女性関係やら親戚やらなんやらに振り回される話とは思ってなかった。中国版「華麗なる一族」?それとも「女系家族」?苦手だ・・・
ひとつ、へえと思ったのは、皇帝の姉で、上品ではかなげだけど、弟をしっかり支えるている平陽公主をやってるの陳莎莎こと陳紫函。神鵰侠侶の郭芙よりも倚天屠龍記の蛛児よりも、ずっとよかった。だいたい、神鵰侠侶のあの組み合わせでは、楊過より郭芙が年下には見えないもんね。お姉さまとやんちゃな弟というこの組あわせのほうが、見ててすっきり。
でも、この続き、どうしよう。