江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

超圧縮版の宝蓮燈だわ・・・

4時間になってた


30日の金庸先生の講演会に行きたくて、ばたばばたやってた9月でしたが、なんとかこの週末休みが作れました。とっても楽しみ!!
で、今週末になって、ようやっと暇ができて、「少年黄飛鴻」も最後まで、見られたわけです。

目に優しい少年・・・ということで、台湾で買ってきた曹駿版の「宝蓮燈」のDVDを見始めたんですが、あけてびっくり。いくら超圧縮版でも確か40話あったのを2枚ってことはなかろ!!と画質の悪さを覚悟して、うんざり。ところが、これは2枚で206分の、ダイジェスト版だったんです。
画質はきれいなんですけどねえ、さすがにここまでダイジェストすると、話はまったく続かない、続くはずもない・・・
作ったほうもそう思ったのか、DVDに「故事大綱」って、全部のあらすじが字で書いてあった。ここまでして、ダイジェストするんかいと突っ込みながら、PPSなんかで見た欠けてる部分を頭の中で補いつつ見たわけです。
これはこれで、なかなかしんどいもんですねえ。
連城訣」のDVDの最後にくっついてた、20分のあらすじみたいなんだもの。ダイジェストっていうより、プロモーション用DVDだよなあ。
上海で買ってきた超圧縮版は、どういうわけかDVD機には受け付けてもらえなくて、PALじゃないのにPCでしか再生できないし。けっこう、あれこれと注文の多いもんですわ。

ところで、ライブな「大旗英雄伝」半分くらいまできて、当初耳につっかっかて仕方なかった日本語のせりふやアフレコも少しは気にならなくなったんですが。(でも、やっぱり九鬼母の蓮っ葉な物言いは私はいや。もっと重みと品のあるものいいをしてるように思うんですけど)どうも、主人公たちが精彩に欠けるっていうか、さえてないって気がするんですよね。とばして見てたときには、どうせストーリもしっかりわかってなかったからあんまり気にはならなかったんですけど。こういううじうじした人がいっぱいってパタン、「連城訣」にも似ているかも。ただ一人、しっかりしてた鉄中棠も最近はうじうじ組になっちゃって・・・まあ、物語の半分、今が一番底の部分なんかも・・・
そういやいつものあの大仏寺、また少林寺になってましたねえ。