江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

兵馬俑落ち・・・

我的武林男友


イメージ 1 とにかく李威がかわいく、陳好はきれいで・・・それだけで、まあ見てて腹は立たなかったけど、ずいぶん抱えてしまった。
 とにかく、1000年前から、両親と師父の敵討ちに師弟(実は師妹)といっしょにタイムワープしてきた米倉(飾 李威)と現代の女性Carry(飾 陳好)との恋物語に、同じように現代に来ていた敵をおっかけての時をこえた復讐劇、現代で見つけた仲間たちの恋愛関係・・・と、いろんな話を軽くにぎやかに展開した30集。見たのは4割くらい・・・二まわり目を見る元気はちょっとでないなあ
 まあ、米倉の煮え切らないこと、Carryと師妹の間でほんとにすきなのはどうもcarryらしいんだけど、結局仇を討ちに戻った1000年前で死んでしまった師妹の墓に「愛妻」なんて刻んで、21世紀に帰ってこない。1000年前に戻っときに、3年たったら戻ってくるといった米倉の言葉を信じて、ずっと待っていたCarryが約束の日に見つけたのは、彼女が贈ったダイヤのネックレスを手にした米倉の「兵馬俑
 おいおい・・・
 いくら、おおざっぱに「昔」といったって、1000年前っていうと宋代、兵馬俑は秦だろ。それよりまだ1000年以上昔だろ。
 李威の顔した兵馬俑がCarryが去っていくと涙を一筋・・・エンディング。
 思い入れたっぷりなんだけど、苦笑するしかないよなあ。
 過去から現代に「通信」が・・・というのは、時間SFではよくあるテーマだし、小松左京の「果てしなき流れの果てに」とか名作もいっぱいあるけどなあ。
 あんまり安易でないかい。
 そのうえ、米倉は師妹と現在の若者3人といっしょに敵討ちをするわけだけど、この5人の「武芸」というか「攻撃」が、どう見ても、戦隊ヒーロー。大姐としては「よ、5人そろって、ゴレンジャー」って掛け声をかけてしまいました。
 と、いうわけで”色白”古天楽の「神鵰侠侶」と黄日華の「天龍八部」の間を行ったり、来たりにもどりそうな今日この頃です。