江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

鹿鼎記その2というか

やっぱりきたか、発売延期


やるだろうなあ、と思ってたら、やっぱりメールが来ました。
発売延期だそうで、今度は5月4日。まあ、予想通りってことで、腹は立ちませんが、一緒に頼んだほかのもお預けになっちゃったのは、残念。
なんでもいいけど、できるだけ原型に近いものが見たいものです。
国際版をどうのこうのという記事も見たような気もするけど、実際のところはどうなるんでしょう?
天龍八部にしても絶対撮影しただけで、カットになってる映像があるわけで、ディレクターズカット版とか完全版とかってのがでないもんでしょうかね。ほんともったいない。

やっと見終わった梁朝偉版だと、劉徳華康熙帝がすごくよかった。皇帝であることの不安とプライドに葛藤する少年時代、父親との決別をきっかけに支配者として独り立ちをはじめたけど、強大な権力を手に入れた結果、つい歯止めがきかなくなっちゃうというか、足元がみえなくなっちゃう若い皇帝の姿を好演。
いっぽうの梁朝偉の小宝は、ずっと最初から「子ども」のまま。欲も深いし、小ずるいし、いきあたりばったりでいい加減だし・・・でも、そんな小宝の存在が、康熙にとっては、バランスをとる役目を果たしている。
原作以上にふたりの関係が「兄弟」になってるような気がします。原作ではもっと皇帝に対してびくびくしてる感じがあったんですけどね。