江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

無敵県令 その3

龍雀配


イメージ 1順番が入れ替わっていて、2つ目の話が後回しになってしまった。
この龍雀配って話は、全部で17集もあるけど、前半と後半という感じになってます。
全体を通すと、皇帝の座を狙う皇帝の弟の陰謀の話なんで、雰囲気的にはやっぱり少年包青天Ⅱ。あれよりは、もう少し賢いか・・・
前半は、微服で出かけた皇帝が父親の仇と狙う娘に捕まって、杭鉄生や凝香たちはこれに振りまわされる。まじめでいい人、言い換えりゃ頭が固いもんで、とにかく自分勝手に悪いことをする人の発想についていけなくて、振り回されちゃうわけです。困ったような表情が似合う蘇有朋君です。
正体を隠した皇帝と鉄生の継母のやりとりとか、けっこうコメディタッチなんですが、だんだん話がマジになってくのは中華なドラマにはよくあるパタンです。
後半は、皇帝の后、実は本物の候補者を殺してなりかわった女とかつての恋人たちを利用して皇帝を排除しようとする陰謀。
まあ、それにしても一介の県令に過ぎない杭鉄生が重要人物過ぎる。あいつだけは殺しておかないと・・なんて、公主との関係を別にすれば、ただの小役人だもんなあ。それに、あんまり活躍しない主人公なんですわ。要所は押さえてるものの、周りの話でストーリが進んでいく部分が多くて・・・
はじめの話のときは、黄暁明と蘇有朋と両方見たかったんで、あんまり気にならなかったけど、今度は見るべきものが蘇有朋だけになってみると、あれ、出番が割と少ない・・・ま、まったく出てこなくなるよりはましです。
さて、他に印象に残ったことっていうと、皇帝がいっぱい刺されたこと。水寇と間違われて刺されて川に落っこちたのを皮切りに、剣で刺されるの、飛刀が突き刺さるの・・・たった17集なのに、なんやかやで6、7回は刺されて、穴だらけ。他にも下毒されたり、人質になったりとほんとにお忙しいことでした。