江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

黄暁明版鹿鼎記 その3

7人の妻


まだ、書きたいことがあるので、続き。
どうも鹿鼎記というと、まず韋小宝の7人の妻が頭に浮かぶのかも。
今回も、小宝の阿珂へのストーカーまがいの恋情、調子に乗りすぎな麗春院での一夜、ひたすら小宝を慕う双児、健寧公主とのアブノーマルな性交・・・とか、偽皇太后と痩行者の関係なんかも一応描写されてます。なぜか、ソフィア皇女は行きずりの関係でとどまったけど。
通吃島での小宝と彼女たちの生活やそれからの韋小宝一家の生活もけっこう長く詳しく描かれている。
イメージ 1通吃島での生活は、まるでキャンプを楽しむ学生の集団みたいにも見える。小宝というただ一人の男性を囲んで、むしろ女性たちがリードして島の生活を楽しんでいる。嫉妬もするだろうに、それを見せるのは健寧公主だけ・・・彼女だけが正直なのかも。
島を出て、台湾に移り、北京から揚州へと移っていくと、もう和気藹々とした大家族そのもの。韋小宝も、大家族の長としての責任を果たそうとしている。子どものしつけ、自分の母親や妻たちの家族の心配・・・
でもなあ、この一家、一夫多妻というより、どうやっても7人姉妹に男兄弟が一人って感じなんですよねえ。
これも700箇所の成果かなあ・・・