江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

黄暁明版鹿鼎記 その4

音楽


今回の片頭曲「怎么忽然就成了这样 」ちょっとセピア色の画面と音楽がマッチして、いい感じです。
http://www.tudou.com/v/q0JrzqA83qk
どうして、こんなことなっちゃったんだ・・・と過ぎ去った青春時代を振り返るニューミュージックっぽい曲が、ドラマの雰囲気によくあってて、好!

それに比べて・・・BGMは不好だなあ。どうも今度は勝手にハリポタなんかは使わなかったものの、BGM集みたいな既製品を使ったような感じ。エンドロールのなかにこのドラマの背景曲の版権は・・・というクレジットが出る。
どう聞いても、「悲しいときの音楽」とか「キャンプに出かけた音楽」とか「星の輝く夜空の音楽」ってな感じのタイトルがついてるような気がする。ものすごくステレオタイプな感じで、思わず苦笑・・・
くどいようですが、げげげ・・よりはましですけど、やっぱり安っぽく聞こえちゃうのはしかたないようです。

張紀中の電視劇って、内容はともかく、音楽とCGがいつも「功罪半ば」になっちゃうんですよねえ。今回も、鳥だかちょうちょだかの生き物系のCGは不行。他の場面はけっこう抑えた使い方で悪くなかった。音楽も、一作ごとにずいぶん雰囲気がかわってるんだけど、片頭曲・片尾曲に比べてBGMがだんだん貧弱になってくような気がしてならない・・・

しかしなあ、この鹿鼎記、国際版は出るんだろうか。やっぱり足らなくなっちゃった分も多い。日本版はどうなのかなあ、出してほしいなあ。おもしろいから・・・