江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

夜宴・・・

エンペラー?


イメージ 1今日は、WOWOWで「夜宴」の放送。
日本語の字幕つきで見るのはこれがはじめて・・・なんですけど。
うかつにも今まで気がつかなんだ。
日本語の題名・・・「女帝」だけだと思ってた。
どうして、エンペラーなわけ?女帝なら「エンペレス」じゃないかいな?
それ以前に、「夜宴 the Banquet」ではなぜいけないかも疑問だけど、「女帝」なら「王妃の紋章」よりはましかなあ。
 どうしても日本語の別の題名がいるなら、せめて言葉くらいは正しく選んでほしいもんです。やれやれ。それとも、男性形にわざわざした理由でもあるわけ?中国語じゃ、皇上で呼び方がいっしょだったけどねえ。

確か、この映画はシェークスピアハムレットがベースだったはず。なんとなくシェークスピアっぽかった「満城尽帯黄金甲」とは違って、ほんものがベースなだけあって、重苦しさもそれなりに・・・もともとのシェークスピアってそんなものじゃないと思うけど、まあそういうことです。

きんきらで豪華で抑揚に富み、芸術的なのに俗っぽかった「満城尽帯黄金甲」、重厚な色使いで様式美というのか全体的に抑制を効かせた画面構成で芸術的なのに、見終わるとやっぱりどこか似たような感じがのこってしまう「夜宴」。

私的には、正直言ってどっちもあんまり好みじゃなんですが、チャンバラシーンは「夜宴」のほうがいいなあ。相対的にもこっちかなあ、別に黄暁明と呉彦祖がでてるからってわけじゃないです。でも、出てるのはうれしい。