江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

08射鵰英雄伝 その4

第26~33集


旅行から帰って、ちょっとスピードが落ちてやっと4枚目クリア。
これは、8話分しか入ってないんで、多少はまし。さすがにブロックは出ないものの、人が動くと輪郭が崩れるし、顔はハレーション起こしてるし・・・やれやれ。

この8話は、桃花島での求婚から始まって、楊康に刺された郭靖が黄蓉と地下室にこもるあたりまで。
どうしても李亜鵬版と比べるくせがぬけないんですが、それを別にしても、突っ込みながら楽しんでます。

例えばですねえ…
桃花島の周伯通の洞窟って、張衛健の斉天大聖のときの水連洞にそっくりだ
桃花島の黄薬師の屋敷・・・真中になぜかある池がまずそうなメロンゼリー色。不必要に散らしてある桃の花がまざって、まさに安物のぜりーそのもの。
・人嫌いといいながら、けっこう頭が低くて、客あしらいのいい黄薬師。
・ちょうどこの中に納まってる「小便」ねたはへびもやきとりも島の名前も出てこない。それなのに、やたらにリアルな周伯通の置き土産。めっちゃリアル、CSIもびっくり。
・目を覆いたくくなるくらいへたくそなクロマキー。ういてるよ・・・
・動物のCGより、泣けてくる船のCG。もう「へたうま」の域まで達してます。
・内功とか武功とかのシーンのCGはしつこいけど、まだまし。
・幇主のもつのは打狗棒じゃなくて「緑玉棒」。打狗棒は技の名前だけ。

イメージ 1やっぱり黄蓉に岩で潰されてしまった欧陽克ですが、扇子の使い方がなんとも格好いい。謝霆鋒や蘇有朋の花無缺とか高虎の霍都とか扇子を武器にしてたり、林志頴の段譽とかがカッコづけにもってたりしたけど、今度の李解の欧陽克は、雨や水しぶきをひょいとさえぎったりする姿がいいのよね。

島を脱出するあたりの話の順番が入れ替わってたり、牛家村に先に穆念慈が住んでたりしてますが、なんといっても人間関係の濃い脚本。欧陽克と欧陽鋒が互いに親子の名乗りを上げたり、楊康が郭靖に九陰真経を教えろと迫ったり、洪七公・黄薬師・欧陽鋒の三おじさんが互いの腹をさぐりつつ、毒酒の飲み比べをやったりしてます・・・

原作どおりに進むと、もうすぐ欧陽克がいなくなり、楊康もいなくなりしていくはずですが、そうなるとストーリー展開が単調になっちゃうだろうなあ。とか、心配しつつ、土日で5枚目見られるといいなあ。